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330円で作れるAIメッセージカードが話題!「Maison KOSÉ ハラカド」で人気のZ世代を虜にする新しいギフト体験

2024.10.24

贈りたい相手の名前からAIがイメージした絵が、メッセージカードに

「お金を使わずに楽しめることが多いので、あまりお金を使わない」一方で、「自分に深く刺さるもの」にはためらわずお金を使う傾向が強いと言われるZ世代。そんなZ世代に注目されているのが、株式会社コーセー(以下「コーセー」)の直営店、「Maison KOSÉ(メゾンコーセー)ハラカド」で提供している、オリジナルメッセージカード作成サービスだ。贈る相手の名前から連想したイメージをAIがイラスト化し、その場でプリント。世界でひとつだけの、贈る相手仕様のオリジナルなメッセージカードを作ることができるという。

「Maison KOSÉハラカド」ではこのサービスの販売と並行して、オリジナルメッセージカードを付けた特製ギフトボックスを販売。「コーセーの直営店ではお客様のブランドへの愛着心が強く、お買い上げの時にブランドのギフトボックスを希望されるお客様がとても多いのですが、こちらの店舗ではMaison KOSÉ ハラカドのギフトボックスが、ブランドのギフトボックスをしのぐ売り上げとなっています」(コーセープロビジョン株式会社ダイレクトビジネス室 チョウ・イテキ氏)。

若者に大人気のメッセージカード付きギフトボックスを持つ、コーセープロビジョンのチョウ・イテキ氏

オリジナルメッセージカード作成にかかる料金は1回につき税込み330円だが、贈る相手のほかに自分の名前や、推しの名前で何通りも作る人が多いため、同サービスの利用料は店舗の売上の中でも上位に入っているとのこと。それほどZ世代を虜にするのは、いったいどのようなサービスなのか、実際に試してみた。

チョウ・イテキ氏の名前からAIがイメージした、ステンドグラス風の絵が描かれたメッセージカード。「チョウ」という音の響きから「青空に舞う蝶の一滴の雨」をイメージしている

好みの絵のタッチを選び、名前を入力すればあっという間に完成

Maison KOSÉハラカドがあるのは、2024年4月17日にオープンした「東急プラザ原宿 ハラカド」の地下1階。

表参道と明治通りが交差する神宮前交差点にできた新商業施設「東急プラザ原宿 ハラカド」

地下1階に8月30日にオープンしたコーセーの直営店、「Maison KOSÉハラカド」

オリジナルメッセージカードが作れるのは、「Maison KOSÉハラカド」の中央に設置されているギフトに特化したサービス専用のコーナー「GIFT FACTORY(ギフト ファクトリー)」

ギフトのスペシャリストがラッピングするほか、一部商品の刻印サービスなど、特別なギフト体験を楽しむことができるGIFT FACTORY。カウンター左側にあるのが、コーセープロビジョンが開発したオリジナルメッセージカード作成用の装置

オリジナルメッセージカード作成サービスを利用するには、店舗内で1点以上買い物をするのが条件なので、まずは商品を購入する。ちなみに同店舗で一番お求めやすい価格で購入できるのは1枚税込み440円のシートマスクで、上のように2種類のシートマスク2枚をセットにしたプチギフトが人気だという。

最初に、イラストのタッチを「ステンドグラス風」「絵画風」から選択。

名前を入力。苗字だけでも、名前だけでも、カタカナでもいい。

筆者の名前を入力したところ、出て来たメッセージ。

3種類のイラストが表示されるので、一番イメージに近いものを選択。ちなみに同じ名前であっても、AIがピックアップするイメージ情報は毎回違うので、毎回異なる絵が生成される。まさに一期一会

45~60秒でメッセージカードが出力される。

名前とそのイメージを表したテキストが書かれたカード、メッセージカードを台紙にセットして完成。

こちらは同じ名前で、絵画風のタッチを選択した時のイラスト。

ゴッホやモネを思わせる一番上のイラストを選択した

Z世代をリアル店舗に呼び寄せるための“店舗だからできる体験”

チョウ氏によると、AIデザインによるメッセージカードサービスのアイディアは、どんなサービスがあったら、ECショッピングが習慣化しているZ世代が店舗に足を運びたくなるかという課題の追求から生まれたものだという。「目の前でラッピングをしたり刻印をしたりすることから一歩進んで、目の前でオリジナルのメッセージカードが作れるという、店舗だからできる体験を提供したいというのがスタートです」(チョウ氏)

AIによる画像生成技術は進化しているので、単に画像をつくるだけなら難しくはなかった。だが名前のすべてが美しいイメージにつながるとは限らないので、メッセージカードにふさわしい美しいメッセージ性のある画像がいつも出てくるように、サービス開始前に時間をかけて大量のテストを行い、コントロールを徹底した。

ギフトボックスも、Z世代を中心にどんなギフトボックスやショッパーが好まれているかを調査し、そのまま持って歩きたくなるようなデザインにした。袋に入れて紐を通すだけなので簡単で負担がすくなく、忙しい時にお客を待たせず渡せることから、ショップのスタッフにも歓迎されているという。

メッセージカードをセットした「Maison KOSÉハラカド」のギフトボックス。左から税込みで「大(330円)」「中(275円)」」「小(220円)」

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