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電車の運賃支払いでスマートウォッチのタッチ決済を使っている人の割合は?

2024.10.20

電車に乗る際、皆さんはどのような支払い方法を利用しているだろうか。また、電車内でスマートフォンを操作している人たちは、一体スマホで何をしているのだろう。

「LINEリサーチ」では、全国の10~60代の男女を対象に、電車運賃の支払い方法や、電車に乗っているときはどのように過ごしているかについて調査したので、結果をお伝えしよう。

運賃の支払い方法、すべての年代で「交通系ICカード」が圧倒的1位。スマホとスマートウォッチは20~30代で高め

普段電車に乗るときの運賃の支払い方法について聞いたところ、全体では、「交通系ICカード」の利用が6割弱の圧倒的な高さで1位となった。2位以降は「スマホ」が15%、「磁気乗車券」が11%で続く。

また、「ふだん電車に乗らない」という人も2割いた。特に30代以降で2割超と高くなっている。

すべての年代でも「交通系ICカード」が5割超~7割弱で1位。最も高いのは10代で69%であった。また、10代では「磁気乗車券」の割合も17%で、ほかの年代と比べて高い割合に。特に10代男性では2割超の高い割合となっていた。

「スマホ」は、20代の男女と、30代男性で2割超と高くなっている。20代以降では、年代が上がるにつれて割合が低くなる傾向がみられた。

男女別にみると、「交通系ICカード」は男性よりも女性のほうが高い割合に。「スマホ」「磁気乗車券」は男女ともに1割台であったが、やや男性のほうが高くなっていた。

グラフにはないが、エリア別にみると「交通系ICカード」は関東地方、近畿地方で6割台後半の高い割合となっている。また、「スマホ」の割合も関東地方では2割超で、ほかのエリアに比べて高くなっていた。

「磁気乗車券」は、北海道地方、東北地方、中部地方、中国地方で1割台後半と、ほかのエリアに比べて高め。「ふだん電車に乗らない」という人の割合は、四国地方で約6割と最も高くなっていた。

電車内での過ごし方、上位は「外の景色をながめる」「音楽を聴く」「SNSを見る/投稿する」が僅差

普段電車に乗る人に、電車に乗っているときに、何をして過ごすことが多いかを聞いた。

全体の1位は、「外の景色をながめる」で3割超。2位以降は「音楽を聴く」「SNSを見る/投稿する」「寝る」「スマホでゲームをする」が2割台後半の僅差で続いた。

男女別にみると、女性のほうが高いのは「外の景色をながめる」「SNSを見る/投稿する」「家族・友だち・知り合いとメッセージのやり取りをする」「家族・友だち・知り合いと会話/おしゃべりする」で、それぞれ10ポイント前後の大きな差がみられる。

一方、男性のほうが高い割合なのは「スマホでゲームをする」「YouTubeを見る」で、どちらも7ポイント以上の差があった。

年代別に女性をみると、「外の景色をながめる」は10代・50~60代の女性で4割超。「SNSを見る/投稿する」は、10~20代の女性で5割台後半、30代女性で4割超と高くなっている。また、10~20代女性では「寝る」が4割超で5位以内にランクインしていた。

続いて男性を年代別にみると、「スマホでゲームをする」は10代男性で4割台後半の高さで1位に。20~40代の男性でも3割台でTOP2に入っている。

「YouTubeを見る」は、20代男性で最も高く3割超で5位に入っていた。「WEBサイトを見る」は30代男性で4位、「SNSを見る/投稿する」は10~30代の男性で3位以内にランクインしている。

50~60代の男性では、「外の景色をながめる」「寝る」「ニュースをチェックする/ニュースサイトを見る」が上位に入るなど、40代以下との顔ぶれに差がみられた。

そのほかにも、「音楽を聴く」は年代が若くなるほど高い傾向がみられ、男女ともに10~20代でTOP2となり、20代では1位という結果に。

「ニュースをチェックする/ニュースサイトを見る」は30代以降の男性と、50~60代の女性で5位以内に入っていた。

調査概要
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2024年8月2日~2024年8月6日
有効回収数:5255サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある

関連情報
https://lineresearch-platform.blog.jp/archives/45510342.html

構成/Ara

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