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男性は「隠れ家」、女性は「効率化の場」、車室空間に対する男女の意識差

2024.10.21

パナソニック オートモーティブシステムズは、日常的に自動車を運転している20~69歳の男女を対象に「車室空間に関する意識調査」を実施し、その結果を公表した。

今や移動手段ではなくひとつの空間に!

同調査では、「タイパ」時代と呼ばれ、時短や効率化が重視される昨今において、日常的に自動車を運転しているユーザーが、どのような意識で車室空間を利用しているのかについて調査を実施。移動以外の車内での過ごし方や楽しみ方に加え、車室空間の利用価値や意識についても明らかにした。

パナソニック オートモーティブシステムズでは、「本調査から、日常的に自動車を運転している人の多くが、移動中および移動前後の車室空間利用を、より効率的に活用したいと望んでいることが推察できます。また、車内で多くの人はインターネットや動画視聴などのコンテンツを利用しており、車室空間におけるインターネット利用は、今や欠かせないこともわかりました。そのほか、移動以外の利用のなかでは、“ひとり時間”と捉え、楽しむ人も一定数いることから、車室空間を、ただの移動手段としてではなく、一つの空間として捉えているユーザーがいる事実も明らかになりました」としている。

■調査結果トピックス

1.日常的に自動車を利用している人の約6割が、“運転している時間”(運転中および同乗時)に『スキマ時間』を感じていると回答。移動時以外では、“移動の前後”に『スキマ時間』を感じていると回答。

2.車内における『スキマ時間』を、何かしらのコンテンツを利用して過ごしている人が8割。なかでも最も多いのが「インターネット」、次いで「SNS」「音楽を聴く」「動画視聴」となった。

3.車内で最も利用されている動画配信サービスは「YouTube」、次いで「Prime Video 」。音楽配信サービスでは「Spotify」が最も多い。

4.車室空間の利用として、移動以外に「休憩場所」「食事」としての利用が約3割。

5.車室空間の利用理由として、移動以外に最も多いのは「1人になれるから」。次いで「静かで落ち着く」。

6.実際に『ひとり時間の確保』を目的に車室空間を利用している人は2割以上。

7.車室空間は「運転を快適にするため」にカスタマイズしている人が2割弱。

・自動車ユーザーが移動中と移動時間以外、それぞれに感じている『スキマ時間』の存在

自動車利用時の『スキマ時間』について調べたところ(図1、図2、図3)、「自動車を運転中(60.3%)」または「同乗時(66.5%)」、ともに6割以上の人が移動中に『スキマ時間』を感じていたことが明らかに。さらに、「渋滞中(31.4%)」に加え、「一人で運転中(24.1%)」等、“運転している時間”自体を『スキマ時間』として捉えている自動車ユーザーが多数いることがわかった。一方で、移動時間以外の『スキマ時間』について調べたところ(図4)、最も多かったのが「家族の送迎時(41.3%)」だった。次いで「同乗者の買い物中(27.0%)」、「仕事等での待ち時間(13.0%)」なお、5割以上の人が“車移動前後”に『スキマ時間』を感じていると回答した。

・車内における『スキマ時間』の過ごし方、8割以上がコンテンツ利用。なかでも約5割がインターネットを利用しており、また4人に1人が動画を視聴している実態も。移動中の動画は「聞き流し」が主流

車内における『スキマ時間』の過ごし方について調査をしたところ(図5)、最も多かったのは「インターネット(47.9%)」、次に多かったのは「SNS(28.3%)」だった。ただし、運転時に絞り込むと(図6)、「カーラジオを聞く(39.0%)」が最も多い結果となった。移動中の動画視聴について(図7)は、「運転者の聞き流し」と「同乗者の視聴」に分かれており、同乗時よりも運転時の方が、利用者が多いことがわかった。

・車内で最も利用されている動画・配信サービスは「YouTube」。男性は7割が利用。動画視聴は若年層に多い傾向があり、最も利用が多いエリアは中部。

移動以外に車内で『スキマ時間』を過ごす際は、動画配信サービスの利用割合の方が多いことがわかった(図8)。なかでも、最も利用されているのは(図9)「YouTube(66.3%)」、次いで多いのが「Prime Video(23.9%)」という結果になった。音楽配信サービスを利用している人の中では、「Spotify(20.7%)」が最も利用されていた。なお、動画視聴の利用者の年齢割合とエリアを調べたところ(図10)、中部エリアの人が最も多い傾向がわかった。

・車室空間の利用として、「移動」以外に「休憩場所」「食事」としての利用が約3割。特に男性が多い傾向

移動以外の車室空間利用について目的を調べたところ(図11)、「休憩場所」や「食事」としての利用が約3割、という結果となった。男女比で比較(図12)したところ、男性の方が移動以外で利用している人が多く、女性の7割以上は「移動手段」と捉えていた。よって、車内を『1つの空間』として捉えているのは男性の方が多い傾向にあることがわかった。

・「移動」以外での車室空間利用、最も多い理由は「1人になれるから」

移動以外の車室空間利用について理由を調べたところ(図13)、「1人になれるから(56.4%)」と回答した人が最も多く、次いで「静かで落ち着く(47.4%)」という結果となった。一方で、「効率が良い(36.8%)」と回答した人の中では女性の比率が多く(図14)、主に女性は車を「移動手段」と捉えている一方で、利便性を感じている人が多いこともわかり、タイパ時代を感じる結果となった。

・『ひとり時間の確保』のために車室空間を利用している人が2割以上

実際に『ひとり時間の確保』のために車室空間を利用したことがある人を調べたところ(図15)、22.8%の人が利用しており、興味関心がある人は11.0%となりました。合わせると、約3割の人が『ひとり時間の確保』のための利用または興味関心があることが判明した。また、利用における年齢割合としては、20代(33.3%)、30代(31.3%)、40代(29.5%)と若年層に多い結果となった。性別では、利用したことがある割合に大きな差はないものの、“利用してみたい”と思っている人は男性(15.5%)の方が多いことがわかった(図16)。

・「運転を快適にするため」に車室空間をカスタマイズしている人が2割弱

車室空間のカスタマイズについて調べたところ(図17)、約2割のユーザーがカスタマイズをしており、その中でも「運転を快適にする(10.8%)」ために行っている人が最も多い結果となった。さらに、動画視聴の際の利用デバイスについて調べたところ(図18)、「動画配信サービスをスマートフォンやタブレットで視聴している(23.5%)」と、「スマートフォンをAVナビやディスプレイオーディオに接続して視聴している(15.3%)」、合わせて約4割の人が「スマートフォン」や「タブレット」を利用して動画視聴をしていることがわかった。

■「2024年 自動車ユーザー車室空間利用に関する意識調査」概要
調査地域:全国
調査期間:2024年7月12日~15日
調査方法:インターネット調査(協力:ネオマーケティング)
調査対象:20~69歳 男女 400名

関連情報
https://automotive.panasonic.com/

構成/立原尚子

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