DIME MAGAZINE
安価で手軽で美味しいカップラーメン。コンビニやスーパーのカップ麺売り場に行けば様々な商品が売られているが、最も人気の高いカップラーメンのブランドとはいったい何だろうか？
スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」はこのほど、全国の10～60代の男女5,253名を対象に「カップラーメン」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
カップラーメンを食べる頻度は女性よりも男性が高く、特に30～40代の男性で高い傾向
カップの焼きそば・うどん・そば、袋めんを除き、ふだんどのくらいの頻度で「カップラーメン」を食べているか聞いた。
全体では「月に2～3日」と、月に1日未満の「それより少ない」頻度で食べる人が、それぞれ2割台で同じくらいの割合となっており、「まったく食べない」の割合は少数派となった。
男女別にみると、「週に1日」「週に2日以上」を合わせた【週に1日以上】の割合は、女性よりも男性のほうが高く、男性では3割超に。40代男性では36％と他の年代よりも高くなっていた。
また、「週に1日以上」「月に2～3日」「月に1日」を合わせた【月1日以上】の割合は、男性で7割超と高いが、女性でも6割となっており、男女とも半数以上の人が【月1日以上】カップラーメンを食べていることがわかる。
「週に2日以上」という高頻度の割合も男性では1割超と女性と比べて高く、特に30代男性で17%と高めだった。
女性よりも男性、特に30～40代の男性はカップラーメンを食べる頻度が高い傾向がみられた。女性は「月に2～3日」の割合が2割超となっているが、月に1日未満の「それより少ない」の割合が3割超となっており、女性全体でみると食べる頻度はさほど高くないようだった。
特に50～60代の女性では、「それより少ない」の割合が3割台後半と高くなっていた。一方で「まったく食べない」の割合は、男女差はみられなかった。
好きなカップラーメンのブランド、2位以降で男女の傾向が異なる
カップラーメンのブランドの中から、好きなブランドを聞いた。味違いのものは一つのブランドとして回答してもらった。
全体では、「日清 カップヌードル」が5割超で圧倒的な1位となった。すべての年代でも1位となっており、特に30代以上で5割台と高くなっていた。2位以降は、「日清 ラ王」「マルちゃん 麺づくり」「マルちゃん ごつ盛り」「日清 麺職人」が1割台で続いた。
男女別にみると、男女ともに1位は「日清 カップヌードル」となり、2位以降は差がみられた。男性の2位以降は、「日清 ラ王」や「マルちゃん ごつ盛り」が続いた。
「エースコック スーパーカップ」も1割台なものの、男性では女性よりも割合が高くなっていた。カップラーメンを食べる頻度が高かった40代男性では「マルちゃん ごつ盛り」「エースコック スーパーカップ」の割合が高めになっていた。
そのほかにも、男性では「日清 蒙古タンメン中本」が10位にランクインした。女性では、2位に「マルちゃん 麺づくり」がランクイン。
エリア別でも、すべてのエリアで「日清 カップヌードル」が1位なものの、2位以降は順位に差がみられた。北海道では「マルちゃん ごつ盛り」「マルちゃん 麺づくり」が約2割と高くなっていた。東北では「マルちゃん 麺づくり」「日清 蒙古タンメン中本」が高めの割合となった。
四国では「徳島製粉 金ちゃんラーメン」が2位に入り、九州・沖縄では「サンポー 焼豚ラーメン」「サッポロ一番 カップスター」がランクインした。
＜調査概要＞
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象：日本全国の15歳～69歳の男女
実施時期：2024年9月3日～2024年9月5日
有効回収数：5,253サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100％にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある
構成／こじへい
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