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スズキ「スペーシア ギア」待望の2代目は広すぎる車内で疲れ知らずのドライブを楽しめる超快適モデル

2024.10.14

安定感に優れた高速走行ではACCが威力を発揮

さて、そんな新型スペーシア ギアのHYBRID XZターボ(全車マイルドハイブリッド仕様。FF)に試乗する機会を得た。車重はスズキのクルマらしく910kgと軽量で、WLTCモード燃費は21.9km/L。最小回転半径は小回り性抜群の4.4mである。なお、最低地上高はクロスオーバーモデルと言ってもスペーシア、スペーシア・カスタム同様の150mmとなる。

新型スペーシア ギアを走らせれば、155/55R15サイズのタイヤを履いた走行性能は、ボディ剛性の高さを実感させるしっかり感あるクラスを超えた上質な乗り味を示し、段差の乗り越えもビシリと不快感なくこなしてくれる。そしてターボモデルならではの余裕ある動力性能、さらには3代目スペーシアで「とくに後席の静かさにこだわった」とされる前後席の静粛性の高さもあり、ひとクラス上のクルマに乗っているように感じさせてくれたのも本当だ。

背の高いスーパーハイト系軽自動車にして安定感に優れた高速走行ではACCが威力を発揮。何しろ全車速追従機能・停止保持機能付きは最新のACCとしては当然として、カーブ速度抑制機能、車線変更時の補助機能(具体的には約80km/h以上で走行中に追い越し車線へ⾞線変更する場合、⽅向指⽰レバーの操作と連動し、自動で加速することで、スムーズな追い越しを補助。また、自車より遅い⾞両の後⽅へ⾞線変更する場合、⽅向指⽰レバーの操作と連動し、自動で減速することで、安全な合流を補助)まで備わったACCなのである。なお、東京~南房総館山往復の実燃費はWLTCモード燃費に迫る20.6km/Lだったのだから優秀だ。

今回は東京から南房総館山の往復、約270kmを走破したのだが、ドライバーであるボク自身も、また同乗者も疲れ知らず、ストレスフリーのドライブが、広々とした快適空間の中で、ギア感満載の超実用的な荷物の積載性とともに味わえた。

スペーシア ギアらしい際立つアクティブ感を表現し、日常でもアウトドアの雰囲気を感じられるデザインは、アウトドアフィールドに似合うこと間違いなし。もちろん、ロングドライブも快適にこなしてくれる実力があると言っていいだろう。

撥水加工シート地や防汚タイプのラゲッジフロアを新採用していることからも、わが家のように、愛犬と暮らす愛犬家の、愛犬とのドライブにも最適な1台と思えたのも本当だ(愛犬用純正アクセサリーとしてペットサークルとドアトリムカバーなどが揃う)。今回のターボモデルであれば、一家に一台のファーストカーとしても満足できるに違いない。

文/青山尚暉
撮影/雪岡直樹、青山尚暉

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