DIME MAGAZINE
LGエレクトロニクス・ジャパンは、4K/144Hz対応のワイヤレス有機ELテレビ「OLED M4」シリーズを2024年11月上旬に発売する。ラインナップは、77型の「OLED77M4PJA」と65型の「OLED65M4PJA」の2モデルで、価格はいずれもオープン。予想実売価格は「OLED77M4PJA」が990,000円前後、「OLED65M4PJA」が693,000円前後。
77型と65型の2サイズで展開！
「OLED M4」シリーズは、端子やチューナーのある「Zero Connect Box（ゼロコネクト・ボックス）」から無線接続することで、コードを気にせず設置ができる有機ELテレビ。2023年発売の「OLED M3」シリーズの後継にあたる製品で、今回は77型に加えて、65型を新たに追加した。
機能面では、4K/144Hzの膨⼤な映像･⾳声データを60GHz帯でワイヤレス転送が可能な点が特徴。60GHz帯は⾼速であるだけでなく､一般的なWi-Fiと帯域が異なるため、混線による通信障害の⼼配もなく、ディスプレイと「Zero Connect Box」は最⼤10mの距離まで離せるので、配置の⾃由度が高まる。
また、壁面にぴったり密着させて設置できる「One Wall Design」を採用しているのもポイント。壁掛け用の取り付け金具がテレビ本体の中に収まる構造で、テレビと壁の間に隙間が生まれないので、スッキリとした設置が実現できる。
さらに、映像エンジンには、人工知能を統合させた、独自開発のリアルタイムAIプロセッサー「α11 AI Processor 4K」を搭載。「AI映像プロ」や「AIサウンドプロ」によって画質と音質を最適化し、地上波でも、ネット動画でもあらゆるコンテンツに合わせて、美しく鮮明な映像と豊かなサウンドで再生する。
加えて、独自OSの「webOS 24」を採用し、ホーム画面からさまざまなアプリにアクセスできるほか、自分仕様にカスタムすることも可能。なお、この独自OSでは、「webOS Re:New Program」という、5年間で計4回のOSアップグレードを保証するサービスも提供している。
このほか、応答速度0.1ms（標準値）で、レースゲームなど画面の切り替えが速いシーンでも残像感が少なく、スピード感あふれるゲーム映像もクリアな表示で楽しめるうえ、「NVIDIA G-SYNC Compatible」や「AMD FreeSync Premiumテクノロジー」にも対応し、迫力の大画面でゲームを堪能することが可能。
HDMI端子3ポートがすべてHDMI 2.1に対応しているのも嬉しいポイントで、HDMI2.1で指定されたeARC、VRR（可変リフレッシュレート）、ALLM（自動低遅延モード）をサポートする。
外形寸法/重量は「OLED77M4PJA」がW1,712×H992×D24.8mm/36.5kg、「OLED65M4PJA」がW1,441×H836×D24.3mm/23.5kg。マジックリモコン（MR24）などが付属する。
製品情報
https://www.lg.com/jp/tvs-soundbars/oled/oled77m4pja/
https://www.lg.com/jp/tvs-soundbars/oled/oled65m4pja/
構成／立原尚子
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