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飲み会での会話が苦手という人はどうすればいいのか?

2024.10.30

大人になって気づく、子ども頃にはなかった「新しいギモン」。

人間関係であったり、仕事関係だったり、生き方そのものだったり、あらためて「なぜ?」「何が正解?」と考え込んでしまった経験はありませんか?そして、ギモンと向き合うのが面倒だからと、スルーしてストレスを抱えてはいませんか?

今回は、事業成長の専門家で 「絆徳の経営スクール」を主宰する清水康一朗氏による著書『おとなのギモン 心のギモンは賢く手放そう』から一部を抜粋・編集し、人生を圧倒的に生きやすくするギモン解消のヒントを紹介します。

そもそも飲み会での会話が苦手なのですが……?

《A》『コントロールを手放すと愉しくなる』

何よりも、そもそも「飲み会での会話が苦手」というギモンは、端的に言えば、コミュニケーションスキルが低い、もしくは「他人そのものが苦手」という人が感じやすいことではないかと思います。

他人とのやり取りが得意ではない、人が苦手と感じる理由をはっきり言ってしまえば、それは「コントロールできない」と感じているからに他なりません。

現代人は、欲しいものがあれば、オンラインで注文して、すぐに届くという「便利の極み」のような時代に生きています。だから物事が思った通りにならない、時間がかかるなど、それだけでストレスを感じやすくなってしまっています。すべての物事が思った通りになる状態に慣れてしまっているので、コントロールできないことがとても嫌なのです。

飲み会での会話は、ざっくばらんで様々なテーマとなることが多いため、想定外の話になって、自分が思った通りに言いたいことを言えないとか、分かってもらえないなど、コントロールできない状態をストレスに感じる人もいることでしょう。

結論、会社での飲み会を楽しもうと思ったら、コントロールを手放すことです。自分が評価されること、認められること、話を聞いてもらうことを求めるのではなく、相手との対話を純粋に楽しむこと、周りが楽しんでいる笑顔を見て、嬉しいと感じる心を取り戻すことです。

行動の予想がつかないような人、自分のコントロールの通りにならない人、自分が期待した通りの言葉を言ってくれない人が、飲み会にいたとしても、あくまで「飲み会」です。ただ笑ってみていればよい、聞いていればよいのです。

まじめに対応しようとすると、気疲れします。無理をする必要はありませんが、コントロールへの執着を手放すことや、肩の力を抜く練習としても、飲み会は効果的です。ぜひ、気楽に愉しんでください。

★ ★ ★

おとなのギモン 心のギモンは賢く手放そう』
著者:清水康一朗
発行:株式会社日本経営センター(フローラル出版)
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【楽天ブックスで購入する】

清水 康一朗 しみず・こういちろう
ラーニングエッジ株式会社の代表取締役社長。Forbes オフィシャルコラムニスト。2022年1月発刊『絆徳経営のすゝめ 100年続く一流企業は、なぜ絆と徳を大切にするのか?』の著者。「絆徳の経営スクール」代表。会員1.3万人のコミュニティ「社長の教養」を主宰。セミナーズの創始者。鮎川義介氏などの日本的経営の研究のみならず、アンソニーロビンズ日本事務局長、ブライアントレーシージャパン株式会社の代表取締役会長、ジェイエイブラハムジャパン株式会社の代表取締役会長、ドラッカー学会推進員などを歴任。日本人の経済教育、歴史教育、道徳教育をライフワークとして力を注いでいる。これまでにギリシャ哲学、インド哲学、東洋思想など探求し、西洋と東洋を融合した和魂洋才の経営哲学を確立。「精神的にも経済的にも豊かな日本に向けての貢献したい」という想いから、「絆徳の経営スクール」を立ち上げ、経営教育の流通に努めている。Apple 創業者スティーヴ・ウォズニアック、YouTube創業者チャド・ハーリー、Twitter 創業者ビズ・ストーンなど日本に招聘し、世界トップクラス経営者によるビジネスセミナーのイベント規模において最大規模の実績を持つ。

構成/DIME編集部

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