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会社の飲み会、参加しなきゃダメですか?

2024.10.24

大人になって気づく、子ども頃にはなかった「新しいギモン」。

人間関係であったり、仕事関係だったり、生き方そのものだったり、あらためて「なぜ?」「何が正解?」と考え込んでしまった経験はありませんか?そして、ギモンと向き合うのが面倒だからと、スルーしてストレスを抱えてはいませんか?

今回は、事業成長の専門家で 「絆徳の経営スクール」を主宰する清水康一朗氏による著書『おとなのギモン 心のギモンは賢く手放そう』から一部を抜粋・編集し、人生を圧倒的に生きやすくするギモン解消のヒントを紹介します。

会社の飲み会、参加しなきゃダメ?

《A》『行かなくてもいい、けど行ってみるといい』

大前提として、参加しなければならない、なんてことはありません。でも「行きたくないから、行かない」では、ご自身の中でも納得できる答えにはならないと思います。そこで、ここでは、そもそもの「会社の飲み会」の意義を考えてみたいと思います。

最初の視点は、シンプルにコミュニケーションの場。自分が上司でも部下でもそれぞれの立場の人たちが、普段は何を考えているのか、つまり上司や同僚の「価値観」や「会社の文化」などを理解し、共有できる機会となります。

ですから、ただ雑談をするだけではもったいない。もし、あなたが部下の立場であるならば、上司には仕事の「価値観」を聞く質問を投げかけてみましょう。コミュニケーションにおける「質問のスキル」を高めるだけで、会社の飲み会は、役に立つ場、学びの場になるはずです。

たとえば「あのプロジェクトで、なぜ成功できたのですか?」(他にも、なぜトップになれた?なぜ商談を成立できた?)など上司が気持ちよく話をしやすい話題を投げかけてみましょう。そうすれば上司は成功談を、これでもかと披露してくれると思います。

逆に、部下をもつ上司の立場であれば、部下が楽しく話したくなるような質問をすることです。

このように相手を乗せるような話し方をすると「なんだか、あざとい」なんて感じる方もいるかもしれませんが、相手がよい状態や高いステートになれるのであれば、それは大切なリーダーとしてのスキルともいえます。他人を騙す意図と、相手に「よいこと」をする意図で取り組むのとでは、得られる結果が全く違います。他人とコミュニケーションをはかる場で、相手にも喜ばれる、自分も幸せになれる、のであれば、むしろ積極的に学び、活用すべきスキルといえるのではないでしょうか。

★ ★ ★

おとなのギモン 心のギモンは賢く手放そう』
著者:清水康一朗
発行:株式会社日本経営センター(フローラル出版)
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清水 康一朗 しみず・こういちろう
ラーニングエッジ株式会社の代表取締役社長。Forbes オフィシャルコラムニスト。2022年1月発刊『絆徳経営のすゝめ 100年続く一流企業は、なぜ絆と徳を大切にするのか?』の著者。「絆徳の経営スクール」代表。会員1.3万人のコミュニティ「社長の教養」を主宰。セミナーズの創始者。鮎川義介氏などの日本的経営の研究のみならず、アンソニーロビンズ日本事務局長、ブライアントレーシージャパン株式会社の代表取締役会長、ジェイエイブラハムジャパン株式会社の代表取締役会長、ドラッカー学会推進員などを歴任。日本人の経済教育、歴史教育、道徳教育をライフワークとして力を注いでいる。これまでにギリシャ哲学、インド哲学、東洋思想など探求し、西洋と東洋を融合した和魂洋才の経営哲学を確立。「精神的にも経済的にも豊かな日本に向けての貢献したい」という想いから、「絆徳の経営スクール」を立ち上げ、経営教育の流通に努めている。Apple 創業者スティーヴ・ウォズニアック、YouTube創業者チャド・ハーリー、Twitter 創業者ビズ・ストーンなど日本に招聘し、世界トップクラス経営者によるビジネスセミナーのイベント規模において最大規模の実績を持つ。

構成/DIME編集部

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