大人になって気づく、子ども頃にはなかった「新しいギモン」。
人間関係であったり、仕事関係だったり、生き方そのものだったり、あらためて「なぜ?」「何が正解?」と考え込んでしまった経験はありませんか?そして、ギモンと向き合うのが面倒だからと、スルーしてストレスを抱えてはいませんか?
今回は、事業成長の専門家で 「絆徳の経営スクール」を主宰する清水康一朗氏による著書『おとなのギモン 心のギモンは賢く手放そう』から一部を抜粋・編集し、人生を圧倒的に生きやすくするギモン解消のヒントを紹介します。
よく人から嫌われます。なんで?
《A》『相手はどんな人で、何を求めているか、を考える』
人から嫌われたくない。これを心配している方はたくさんいる気がします。
下記に紹介しているのは、典型的な「人から嫌われる5つの行為」です。
人は自分を守ろうとするが故に、もしくは自分が損しないようにするが故に、こういった行動をしてしまうのです。
1.自己中心的な行動 常に自分のことだけを考えて、他人の気持ちや意見を無視する。
2.批判的な態度 他人の行動や考えを批判することが多く、否定的なコメントを繰り返す。
3.無礼な態度 礼儀やマナーを守らず、他人に対して失礼な態度をとる。
4.不誠実な行動 信頼を裏切るような行為や嘘をついたりする。
5.傲慢な態度 自分が他人よりも優れていると見せようと、上から目線で話す、接する。
こういった行為は、多くのケースで無意識にしていることが多いので、残念なことに嫌われている人に限って、自分はやっていない、何が悪いのか分からないというケースが多いのです。ですから、これをやめましょう、とお伝えしても、本人にはそれが届かず、改善しないまま、嫌われたままになってしまうということが起こりえます。では、どうすればよいのでしょうか?
答えは、シンプル。これまでに紹介した「絆徳の中心的な質問」を常に意識をするだけでいい。
覚えていますか? そう、「相手はどんな人で、何を求めているのか?」という質問でした。これを意識することによって先述したマイナスな行為が必然的に消えていくはずです。
ぜひ職場や家庭で「相手はどんな人で、何を求めているのか」を意識して接してみましょう。
★ ★ ★
『おとなのギモン 心のギモンは賢く手放そう』
著者:清水康一朗
発行:株式会社日本経営センター(フローラル出版)
【Amazonで購入する】
【楽天ブックスで購入する】
清水 康一朗 しみず・こういちろう
ラーニングエッジ株式会社の代表取締役社長。Forbes オフィシャルコラムニスト。2022年1月発刊『絆徳経営のすゝめ 100年続く一流企業は、なぜ絆と徳を大切にするのか?』の著者。「絆徳の経営スクール」代表。会員1.3万人のコミュニティ「社長の教養」を主宰。セミナーズの創始者。鮎川義介氏などの日本的経営の研究のみならず、アンソニーロビンズ日本事務局長、ブライアントレーシージャパン株式会社の代表取締役会長、ジェイエイブラハムジャパン株式会社の代表取締役会長、ドラッカー学会推進員などを歴任。日本人の経済教育、歴史教育、道徳教育をライフワークとして力を注いでいる。これまでにギリシャ哲学、インド哲学、東洋思想など探求し、西洋と東洋を融合した和魂洋才の経営哲学を確立。「精神的にも経済的にも豊かな日本に向けての貢献したい」という想いから、「絆徳の経営スクール」を立ち上げ、経営教育の流通に努めている。Apple 創業者スティーヴ・ウォズニアック、YouTube創業者チャド・ハーリー、Twitter 創業者ビズ・ストーンなど日本に招聘し、世界トップクラス経営者によるビジネスセミナーのイベント規模において最大規模の実績を持つ。
構成/DIME編集部
「まじめに働くことはコスパが悪い」と勘違いしている人に伝えたいこと
大人になって気づく、子ども頃にはなかった「新しいギモン」。 人間関係であったり、仕事関係だったり、生き方そのものだったり、あらためて「なぜ?」「何が正解?」と考...