英国生まれの世界的なハイエンド・オーディオ・ブランド、Bowers & Wilkinsは2024年10月下旬より新型ワイヤレス・スピーカー「Zeppelin Pro Edition」の販売を開始すると発表した。
希望小売価格は13万6400円(税込)。本体カラーはスペース・グレー、ソーラー・ゴールド。
その主な特徴は以下のとおり。
ユニークで革新的なデザイン
2007年の初代から4世代目となる新しいZeppelin Pro Editionは、美しい飛行船に着想を得たアイコニックな形状はそのままに、ニュアンス豊かな2つの新色「ソーラー・ゴールド」と「スペース・グレー」を採用。そして、従来明るさ調整のみが可能であったアンビエントライトは、その色を15色から選択可能になった。
600シリーズのツイーター・テクノロジーによりアップグレード
従来のZeppelinと同様、新しいZeppelin Pro Editionは、1つのエレガントなエンクロージャーに収められた完全でパワフルなステレオ・スピーカー・システム。性能向上の鍵は、数々の賞を受賞した最新世代の「600シリーズ」のスピーカーに採用されているチタンドーム・ツイーターの導入だ。
このツイーターは、エンクロージャーの両端に取り付けられており、サブウーハーやミッドレンジ・ドライブユニットから発生するキャビネット内の振動から完全に隔離されている。
中音域を担うミッドレンジ・ドライブユニットには、Bowers & Wilkins独自のFST(Fixed Suspension Transducer)テクノロジーを採用した90mmミッドレンジ・ドライバーを採用。
このミッドレンジ・ドライブユニットは、振動板のダンピングを強化することにより、ユニットの共振の影響を低減し、よりオープンなミッドレンジ・サウンドを実現する。
これらの新しいドライブユニットのポテンシャルを最大限に活かすように再調整されたDSPチューニングにより、より明瞭で部屋いっぱいに広がるステレオ・サウンドを体感できるはずだ。
エンクロージャーの中央にマウントされた150mmサブウーハーは、開放的で高解像度な中高域のサウンドに、深みのある明晰で洗練された低音を加える。また、サブウーハーの動作時にキャビネットが不要な共振を起こさないように注意深く最適化されており、よりクリーンで俊敏な低音再生を実現した。
■上質なサウンドを家中で楽しむ
Zeppelin Pro Editionにはマルチルーム機能も搭載されている。他のZeppelinと組み合わせてマルチルーム環境で使用することも、Bowers & WilkinsのFormationシリーズのワイヤレス・スピーカーをベースにしたマルチルーム・システムにも組み込める。
Zeppelin Pro Editionは、Bowers & Wilkins Musicアプリを通してAmazon MusicやDeezer、SoundCloud、TuneInなどの音楽ストリーミングサービスにアクセスすることができ、最大96kHz/24biのロスレスサウンドの再生が可能だ。
さらに、Spotify ConnectやAirPlay2、Bluetooth(aptX Adaptive)にも対応しているため、スマートフォンやタブレット、PCなどから手軽に高音質な音楽再生を楽しむことができる。
■「Zeppelin Pro Edition」の主な仕様
ユニット/ツイーター:2×25mm、ミッドレンジ:2×90mm、サブウーハー:1×150mm
Bluetooth/5.0
出力/240W
再生周波数帯域/35Hz〜24kHz
接続/USB–C
対応コーデック/aptX Adaptive、AAC、SBC
カラー/Solar Gold、Space Grey
本体サイズ/高さ210×幅650×奥行き194mm
質量/6.6 kg
関連情報
https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/
構成/清水眞希