2024年10月3日に、Amazonは最新タブレットとなる「Fire HD 8」シリーズを発売。Fire HD 8の2024年モデルに加え、対象年齢3歳以上の「Fire HD 8 キッズモデル」、対象年齢6歳以上の「Fire HD 8 キッズプロ」がラインアップされている。
Fire タブレットシリーズは、専用コンテンツや比較的安価な販売価格が特徴。キッズ向けでは、丈夫な本体カバーが付属しているため、未就学児が屋内外で安心して使えるようになっている。
また、10月17日より開催されるプライム感謝祭先行セール、10月19日、20日のプライム感謝祭では、新Fire HD 8シリーズが登場予定となる。
キッズモデルには専用コンテンツが付属
Fire HD 8 キッズ/キッズプロでは、数千点の子供向けコンテンツである「Amazon Kids+」が1年間使い放題になる。Amazon Kids+は、日本では2019年に提供を開始したサブスクサービスで、数千点のアプリやビデオ、本といったコンテンツに加え、ペアレンタルコントロール機能、利用時間の確認機能などが利用できる。
現在は、AmazonのFire TVからも利用でき、Fire HDで視聴しているコンテンツの続きを、Fire TVで再生するといった使い方も可能だ。
大きなアップデートポイントとして、Amazon Kids+では新たに、ディズニーの教育コンテンツが利用できるようになった。計105タイトルの動画が視聴でき、うち73タイトルは、ディズニー+でも配信されていない、日本では初提供のコンテンツだ。
コンテンツは、日本語の絵本読み聞かせ動画や、キャラクターの描き方動画など、多岐に渡る。「遊んで、考えて、学ぼう」のコンセプト通り、言語学習や探求心、想像力を育てる内容が豊富に楽しめる。
初投入のコンテンツ「Super Science Shots」では、マーベルヒーローの背景にある科学について、5分前後のコンテンツで学べる。これまで、Amazon Kids+のユーザーからは、「好きなキャラクターやブランドのコンテンツがあることが、高い評価につながっている」とのことで、今回さらにこの強みを伸ばしてきた形だ。
また、2024年内中を目途に、「Amazon Kidsストア」がオープン予定。Amazon Kids+に入っていないコンテンツのうち、Amazon Kidsチームがピックアップしたものを画面上に表示する。関心を持った子供は、保護者のアカウントに購入のリクエストができる。背景には、小学校高学年くらいの年齢で、移動中、外出時にコンテンツを視聴するニーズが増しているとのことだ。