10日に北中米W杯アジア最終予選サウジアラビア戦に臨む森保ジャパンが、7日から現地でのトレーニングを開始した。
日本ではやっと涼しくなり、秋の装いとなってきたがサウジアラビアの天候、気温はどうなのか?
本記事では10月のサウジアラビアの気候、もし現地に応援に行く人にも役立つ旅情報と合わせて紹介したい。
10月のサウジアラビアの気候は?
10月のサウジアラビアは、夏の酷暑が和らぎ始め、過ごしやすい気候になりつつある時期です。とはいえ、地域によって気候は大きく異なります。
一般的な気候と気温
- 平均気温: 25℃~35℃
- 季節: 秋
- 降水量: 少ない (ほとんどの地域で乾燥)
- 湿度: 低め
- 日照時間: 長い
地域別の気候
- リヤド: 最高気温32℃前後、最低気温20℃前後。乾燥しており、日中は暖かく、夜は涼しい。
- ダンマン: 最高気温33℃前後、最低気温25℃前後。ペルシャ湾沿岸のため湿度が高く、蒸し暑い。
- アブハー: 最高気温28℃前後、最低気温17℃前後。標高が高いため、比較的涼しく、過ごしやすい。
服装
- 日中: 半袖、薄手の長袖シャツ、軽い羽織もの
- 夜: 長袖シャツ、カーディガン、ジャケット
森保ジャパンの試合会場となるジッダの気候は?
10月のジッダは、日中の最高気温が32℃前後、最低気温が27℃前後と、まだまだ暑さが残る時期です。ここ数週間の天気では最高気温が35度を超える日もかなりあったようなので、日本同様に例年以上に暑さが続いている可能性もあります。
特に、紅海沿岸に位置するジッダは湿度が高いため、体感温度はさらに高く感じられます。夜になっても気温はあまり下がらず、27℃前後で推移するため、日本の夏の夜のような蒸し暑さがあります。冷房の効いた屋内を中心に過ごすのがおすすめ、外出する際は、通気性の良い服装を選び、こまめな水分補給を心がける必要がある。
また、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体内に熱がこもりやすくなるため、熱中症にも注意が必要。
ジッダの10月の気候をまとめると、
- 気温: 高い (日中32℃前後、夜間27℃前後)
- 湿度: 高い
- 体感温度: 暑い
- 服装: 通気性の良い服装
- 注意点: 熱中症対策、こまめな水分補給
試合は現地午後9時のキックオフで行われるが、それでも7日時点では30度の予報となっている。
ちなみにサウジアラビアへの旅行のベストシーズンはいつ?
サウジアラビア旅行にベストな季節は、ずばり 冬 (11月〜3月) です。
この時期は、日中の気温が20℃前後と過ごしやすく、日本の春や秋のような気候です。夜は冷え込むこともありますが、日中は観光を楽しむのに最適です。
特に、11月〜3月はサウジアラビアの観光シーズンにあたり、様々なイベントが開催されます。例えば、リヤドでは「リヤド・シーズン」という一大イベントが開催され、コンサートや演劇、スポーツイベントなどが楽しめます。
また、砂漠地帯の観光もおすすめです。夏は暑すぎて観光が難しいですが、冬は快適に砂漠の風景を楽しむことができます。
ただし、冬は観光客が増えるため、航空券やホテルの料金が高くなる傾向があるため、早めの予約がおすすめ。
その他の季節について春 (4月〜5月) と秋 (9月〜10月)は比較的過ごしやすい気候ですが、地域によっては暑さが残ることがあります。夏 (6月〜8月)は非常に暑く、日中の気温は40℃を超えることも珍しくありません。観光には不向きです。砂漠地帯では昼夜の寒暖差が大きいため、服装で調節できるようにしましょう。
日本からのフライトは?
Googleフライト で検索した結果によると、東京からサウジアラビアへの直行便はありません。ドバイや香港などの都市を乗り継いでリヤドに入ります。所要時間は香港経由で約16時間です。
- 外務省 海外安全ホームページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/
- 気象庁によるサウジアラビアの気温情報:https://ds.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/StationList.php?ccode=20240
過去、日本にとってアウェー開催のサウジアラビア戦は3戦して一度も勝利していない。すべて後半に決勝点を奪われていることを考えると、今回もコンディション調整と早めの先制点が重要となりそうだ。
文/相原アイ子