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書類送検となったジャンポケ斉藤の呼称で再び気になる「メンバー」が使われる理由

2024.10.07

体調不良を理由に、競馬番組『ウイニング競馬』やニュース番組『ZIP!』の降板を発表していた、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二氏。

突然の降板の真相は、本当に体調不良だったのか。7日朝、ニュースサイト『日テレNEWS NNN』が、20代女性に性的暴行加えたなどとして書類送検されたと速報を出した。

そこで注目を集めているのが、記事で使われていた「メンバー」という呼称。これは、2018年に元TOKIOの山口達也氏が書類送検された際にも使われた呼称で、聞き慣れない表現に多くの人がギモンを抱き、当時も話題となった。

この謎の「メンバー」という表現は、そもそもなぜ使われるのか。

書類送検された芸能人を「メンバー」と呼ぶ理由

日本のメディアが書類送検された芸能人を「メンバー」と呼ぶのは、主に法的な配慮や社会的な影響を考慮した結果だという。

(1) 名誉毀損やプライバシー保護のための配慮

書類送検の段階では、まだ起訴の有無もわからず、法的に有罪と確定しているわけでもない。そのため、報道によってその人物の名誉を過度に損なうことを避けるため、「容疑者」などの直接的な言い回しを避けることがあるという。

特に、書類送検の段階で「容疑者」と報じると、その人物の社会的信用やイメージに大きなダメージを与える可能性があるため、慎重に表現を選んでいるというわけだ。

(2)特定のグループや団体への影響を抑えるため

該当の芸能人が所属するグループや事務所、団体に対する悪影響を最小限に抑えるため、「メンバー」といった表現が用いられる背景もあるそうだ。

確かに、事件に全く関与していないグループのメンバーにとって、一括りに誹謗中傷の対象になったり、悪いイメージを抱かれたりしてしまうことは少々理不尽なことである。

「メンバー」という呼称は忖度なのか?

中立的でソフトな印象を与える「メンバー」という表現。ゆえに我々は、メディアによる特定の芸能人や事務所に対する〝忖度〟を感じてしまいがちだが、その背景にはまだ確定しない状況に対する慎重な言葉遣いの配慮もあった。

ちなみに、FNNプライムオンラインでは、すでに「斉藤慎二容疑者」という呼称で報道がなされている。メディアによって、用語の使い方についてのルールがあるようだ。

文/編集部

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