4. 女性はスマホ+タブレットの組み合わせが多く、約半数
続いて、表2の赤枠の部分について、詳細を年代別に調べた。図4は、1台目にスマホをもっており、2台目にスマホかタブレットをもっている人を年代別にみたものだ。左側の寒色系はスマホ+スマホ、右側の暖色系はスマホ+タブレットの組み合わせだ。
男女別に見ると、女性の方がスマホ+タブレットでの組み合わせが比較的多く、女性全体では約半数、特に10代女性は63%と、スマホ+タブレットの組み合わせがスマホ+スマホの組み合わせより多くなっていた。
図4. 1台目と2台目の組み合わせ(性年代別)
母数:1台目がスマホ、かつ2台目がスマホまたはタブレットの保有者
※サンプル数50以下は参考値
5. 2台以上所有者は各種サービスの利用率が高い
続いて、各種サービスの利用率を携帯電話所有者全体と2台以上所有者で比較した。各種サービスでは2台以上所有者の利用率が高く、特に動画・音楽、ネット・テレビ通販、株などの投資は2台以上所有者が全体を11ポイント上回っていた。
図5. 各種サービス利用率比較(複数回答)
携帯電話の2台以上持ちの割合は、12年前と比較して大きな変化はないが、その内訳は大きく変わっていた。1台で通話や動画視聴、ゲームなどたくさんのことができるスマホだが、2台以上保有し、使い分けをしている人が一定数いるようだ。
<調査概要 ―「2024年一般向けモバイル動向調査」―>
調査方法:Web
調査エリア:全国
調査対象者:15~79歳男女
標本抽出法:QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
有効回答数と調査時期:6,440 (2024年1月)
構成/こじへい