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店も菓子もフォトジェニック!ノスタルジーとオシャレが交錯するエモい駄菓子店3選

2024.10.22

 昭和の時代、子どもたちが集う憩いの場所だった駄菓子店。スーパーやコンビニの台頭によりその役目を終えつつあるかと思いきや、最近再び注目を集めている。オシャレな外観で、大人も足を運びたくなるような新しいスタイルの駄菓子店が登場しているのだ。

 東京・仙川に昨年オープンした『をかし ひつじや東京仙川店』は、福岡の和菓子店『季(とき)のせ』の姉妹店。和菓子職人が手掛ける駄菓子が楽しめる点が魅力だ。

「季節感を繊細に表現する美しさが和菓子の魅力ですが、敷居が高いと感じる方も多いです。常々、作り手としては皆に食べてほしいと思っていました。一方で駄菓子は年配の方から子どもまで一緒に楽しめる。親しみやすい駄菓子店の雰囲気と、今の時代に合った和菓子を織り交ぜたら、こういったお店になりました」(季のせ代表・宮部圭吾さん)

 また、川崎市に位置する『INUK BASE(イヌキ ベース)』は、「老若男女問わず安心できる憩いの場」がコンセプト。本業は建設業を営む工務店で、カフェやドッグランも併設している。

「駄菓子店を併設したのは、大人だけではなく、子どもも集える場所にしたかったからです。駄菓子を陳列する引き出し式の商品棚は、建築工場のツールボックスをイメージしています」(INUK・村上わこさん)

 一方、昭和から続く老舗の駄菓子店『トミーショップ』(東京・葛西)は、2022年に店舗を全面改装。ピンク色のスライムの絵が出迎えるかわいい店舗にリニューアルされた。

「子どもも大人も快適に買い物を楽しめることを大事にしています。店内は動線にも気を配り、古い家庭用冷蔵庫を再利用した陳列は、楽しく買い物もしやすいと好評です」(トミーショップ店主・冨田憲政さん)

 これら3つの店舗に共通しているのは、「大人も楽しめる」という点。少子高齢化が進む現代、昔とは異なるアプローチで駄菓子店は新たな進化を遂げているようだ。

和菓子職人が手作りした〝映えるおやつ〟

をかし ひつじや 東京仙川店

[住]東京都調布市仙川町1-50-2 [営]10:00〜18:00  [休]不定休

和菓子職人が手掛ける手作りの駄菓子が楽しめる。量り売りがなんともノスタルジック。はかりと木箱は、昭和30年創業で一昨年末に惜しまれつつ閉店した神奈川・厚木市の駄菓子店『お菓子の千石』より譲り受けたもの。

をかし ひつじや 東京仙川店店長の小幡美穂さん。

をかし ひつじや 東京仙川店『WOOL』と名付けられた、ふんわり可愛い羊のような綿菓子(173円)。

をかし ひつじや 東京仙川店一口寒天ゼリー(102円)。

モノづくりのプロ集団が手掛ける憩いの場

INUK BASE

[住]神奈川県川崎市宮前区西野川1-2-15 [電]044-863-9223
[営]10:00〜18:00(日祝は17時まで営業) [休]月曜定休

INUK BASE昔懐かしい駄菓子から最新のお菓子まで豊富に取り揃えている。

INUK BASE工務店の職人が手掛けた温もりある店内は大人もくつろげる憩いの場。ツールボックス風の商品棚は、子どもたちに「何があるかな?」とわくわくしながら引き出しを開けてもらうことを狙って作った。

老舗駄菓子店がオシャレにリニューアル!

トミーショップ

[住]東京都江戸川区北葛西5-29-8 Co.CREA1F店舗 
[営]9:00~13:00、14:00~18:30(月曜日は14時から営業) [休] 日曜定休

トミーショップ昭和49年創業。タバコ店も兼ねており、珍しい紙巻きタバコや喫煙具なども販売する。駄菓子店の事業継続に貢献するだけでなく、見たことのないカラフルなパッケージのタバコは、眺めるだけでも楽しめる。

トミーショップ店内はバリアフリーで、ベビーカーをたたまずに買い物ができる。

取材・文/高山 惠 撮影/富貴塚悠太(ひつじや)

※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2024年8月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。

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