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会社に行きたくないと思ったら「行かないほうがいい」理由

2024.10.14

大人になって気づく、子ども頃にはなかった「新しいギモン」。

人間関係であったり、仕事関係だったり、生き方そのものだったり、あらためて「なぜ?」「何が正解?」と考え込んでしまった経験はありませんか?そして、ギモンと向き合うのが面倒だからと、スルーしてストレスを抱えてはいませんか?

今回は、事業成長の専門家で 「絆徳の経営スクール」を主宰する清水康一朗氏による著書『おとなのギモン 心のギモンは賢く手放そう』から一部を抜粋・編集し、人生を圧倒的に生きやすくするギモン解消のヒントを紹介します。

会社に行きたくない。どうしたらいい?

《A》『意識が低いまま来られる方が迷惑です』

上司や取引先、部下からのストレス。出口の見えない山積みにされた仕事。これらをこなしているにも関わらず、評価してもらえなかったり、褒めてもらえなかったり、嫌なことを言われたり……そう考えると、仕事はツラいことや、思い通りにならないことばかりです。

ただこのギモンには、すでに答えが出ています。

行きたくないなら、行かなければいい。これです。

そんなこと言われても……と思うかもしれませんし、部下をもつ上司の立場であれば「清水さん、部下に聞かれたくないから、そんなことを言わないで」と思われるかもしれません。

が、しかし、仕事というものは、素晴らしいステート(感情や身体の状態)、つまりベストコンディションで取り組んでこそ、高い成果を出せるものです。それに中途半端なステートで職場に来られること、疲れた顔やツラそうな雰囲気を醸し出されることは、同僚や上司の立場から言わせてもらうと迷惑なことだし、周りにもマイナスな影響をだしてしまうので、現実的には休んでもらったほうがいいはずです。

これは、単純な甘えといった話ではなく、目的や意図をもって休ませる、ということです。一人の負が連鎖してしまうのが職場の常ですから、もはや、その低いステートは、本人だけのものではなく、職場全体の問題となります。

結局は、笑顔で楽しく仕事ができる「働く幸せ」を実感できる状態は、他の誰かがやってくれるのではなく、自ら作るしかないのです。ですから「行きたくない」と思ったら、まずは一旦休んでリフレッシュしましょう。

仕事から離れ、趣味の時間でもいい、たくさん寝る時間でもいい、美味しいものを食べる時間でもいいです。気持ちや体のステートをリセットして、改めて仕事に向かう意識を高めてから仕事に復帰しましょう。

★ ★ ★

おとなのギモン 心のギモンは賢く手放そう』
著者:清水康一朗
発行:株式会社日本経営センター(フローラル出版)
【Amazonで購入する】
【楽天ブックスで購入する】

清水 康一朗 しみず・こういちろう
ラーニングエッジ株式会社の代表取締役社長。Forbes オフィシャルコラムニスト。2022年1月発刊『絆徳経営のすゝめ 100年続く一流企業は、なぜ絆と徳を大切にするのか?』の著者。「絆徳の経営スクール」代表。会員1.3万人のコミュニティ「社長の教養」を主宰。セミナーズの創始者。鮎川義介氏などの日本的経営の研究のみならず、アンソニーロビンズ日本事務局長、ブライアントレーシージャパン株式会社の代表取締役会長、ジェイエイブラハムジャパン株式会社の代表取締役会長、ドラッカー学会推進員などを歴任。日本人の経済教育、歴史教育、道徳教育をライフワークとして力を注いでいる。これまでにギリシャ哲学、インド哲学、東洋思想など探求し、西洋と東洋を融合した和魂洋才の経営哲学を確立。「精神的にも経済的にも豊かな日本に向けての貢献したい」という想いから、「絆徳の経営スクール」を立ち上げ、経営教育の流通に努めている。Apple 創業者スティーヴ・ウォズニアック、YouTube創業者チャド・ハーリー、Twitter 創業者ビズ・ストーンなど日本に招聘し、世界トップクラス経営者によるビジネスセミナーのイベント規模において最大規模の実績を持つ。

構成/DIME編集部

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