DIME MAGAZINE
ダイソンは、空気清浄機の最上位モデル「De-NOxシリーズ」を2024年10月7日より順次販売する。ラインナップは、「Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx 空気清浄ファンヒーター」、「Dyson Purifier Humidify+Cool PH2 De-NOx 加湿空気清浄機」、「Dyson Purifier Cool PC2 De-NOx 空気清浄ファン」の3機種で、ダイソン公式オンラインストアでの販売価格は順に88,999円、99,000円、78,999円となる。
ホルムアルデヒドも除去できる！
「De-NOxシリーズ」の最大の注目ポイントは、従来の空気清浄機シリーズと比べて、NO2（二酸化窒素）をより多く除去することが可能なK-カーボンフィルターを新搭載したところ。同フィルターは、炭酸カリウム（K2CO3）を豊富に含んでおり、空気汚染の原因となるNO2を、従来の活性炭フィルターよりも最大1.5倍多く除去することが可能だという。
また、NO2の除去に加えて、ホルムアルデヒドも検知、分解、除去（※2）することが可能。さらに、部屋全体の空気を循環させるAir Multiplierテクノロジーも搭載する。
このほか、全機種ともに「MyDysonアプリ」に対応しており、遠隔で空気清浄機能や加湿機能の操作ができるのはもちろん、室内と屋外の空気質情報をリアルタイムで確認することも可能。
スマートホーム機器の新たな共通規格Matterにも対応しており、インターネット接続を使うことなく、規格が異なるIoTデバイスをシームレスに管理することが可能だ（※Matterは2025年より対応）。
「Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx 空気清浄ファンヒーター」の主な仕様は、搭載機能が空気清浄機、ヒーター、扇風機。消費電力は最小6W/最大40W（温風モード：最大1,400W）。空気清浄能力適用床面積は9畳（30分）/25畳（60分）（8畳を浄化する目安は27分）。暖房能力適用床面積（50mm断熱材あり/なし）は10畳/5畳（コンクリート住宅）、6畳/4畳（木造住宅）。本体サイズは高さ764×幅248×奥行248mm、重量は5.55kg。
↑Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx 空気清浄ファンヒーター
「Dyson Purifier Humidify+Cool PH2 De-NOx 加湿空気清浄機」の主な仕様は、搭載機能が空気清浄機、加湿器、扇風機。消費電力は最小2W/最大50W。空気清浄能力適用床面積は12畳（30分）/36畳（60分）（8畳を浄化する目安は22分）。加湿能力適用床面積（プレハブ住宅洋室約14m2/木造住宅和室約8m2）は10畳/6畳（350mL/h）。本体サイズは高さ923×幅312×奥行312mm、重量は8.12kg。
↑Dyson Purifier Humidify+Cool PH2 De-NOx 加湿空気清浄機
「Dyson Purifier Cool PC2 De-NOx 空気清浄ファン」の主な仕様は、搭載機能が空気清浄機、扇風機。消費電力は最小6W/最大40W。空気清浄能力適用床面積は12畳（30分）/35畳（60分）（8畳を浄化する目安は22分）。本体サイズは高さ1,050×幅220×奥行220mm、重量は4.91kg。
↑Dyson Purifier Cool PC2 De-NOx 空気清浄ファン
※1 自社規格DTM-003387に準拠し、第三者機関［Fraunhofer WKI（ドイツ）］が3m3の試験空間にて最大風量で測定。自社従来品との比較。
※2 中国標準規格GB/T18801に準拠し、第三者機関SGS-CSTC（中国）が2021年に実施した実機の浄化能力を測定した試験結果。ホルムアルデヒドを継続的に注入し、CADR（クリーンエア供給率）最高値に到達するまでの累積ホルムアルデヒド浄化能力を測定。使用の状況によって効果は異なる。
関連情報
https://www.dyson.co.jp/air-treatment/purifiers
構成／立原尚子
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