セブンアンドアイホールディングスは、9月24日から白ワインの「ヨセミテ・ロード シャルドネ250ml」(以下、ヨセミテ・ロードシャルドネ)を発売している。
本稿では、さっそくヨセミテ・ロードシャルドネを購入して試飲。筆者はあまり白ワインを飲まないことから楽しみにしていたが、飲んだ結果どのように感じたのかをレポートしたい。
ちょっとワインを飲みたいときに最適
筆者は普段、ビールや日本酒を中心に飲む。ワインは赤ワインを好むが、白ワインは今まで飲んだことがなかった。そんなところ、ヨセミテ・ロードシャルドネが発売されていることを知り、この機会に試しに飲んでみようと考えたのだ。
とある日、取材帰りにスーパーに立ち寄り、ヨセミテ・ロードシャルドネを購入。価格は349円(税込)だった。実際に手で持ってみたが、「ワインをちょこっと飲みたいときには最適だ」との感覚だ。製品名にあるように内容量は250ml。
ワインは一度開けると、すぐ味が変わるというわけではないが、味が日に日に変わるものも中にはある。栓を開けた当日に飲み切ってしまうのであれば最適だ。
華やかな果実や花の香、まろやかな果実味
ひとまず、飲み始める前にセブンアンドアイホールディングスの商品紹介を見てみよう。ホームページには、次のように紹介されている。
「雄大な景色のヨセミテ国立公園の道沿いにある”ヨセミテ・ロード・ヴィンヤード”は香り豊かでバランスの取れたワインを産出する土地として有名です。カリフォルニア産シャルドネ種を主体とし華やかな果実や花の香、まろやかな果実味の辛口白ワインです」
紹介文の中にある「ヨセミテ国立公園」は、アメリカ・カリフォルニア州にあるシエラネバダ山脈周辺に広がっている国立公園をいう。世界遺産でもあり、約300種類もの哺乳類や鳥類が生息している。なお、カリフォルニア州はヨセミテ・ロードシャルドネの原産国だ。
シャルドネは白ブドウを使用していることが特徴。アルコール分は13%で、ワインとして標準的なアルコール分だろうと推察した。
かすかな甘み、料理に合う白ワイン
さっそく栓を開け、飲んでみる。線はコルクではなくアルミ素材を使用しているようだ。ワインのアテには、同じセブンアンドアイホールディングスから発売されている生ハムと、スモークチーズを選択。チビチビと飲ませていただくことにした。
筆者の感覚だが香りは控えめ。「ん?」と思ったが、まず飲んでみた。少しピリッとした味覚が襲い、それがスッと消えていった。甘味はかすかに感じるが、料理にマッチする白ワインだと感じた。
紹介文の通りまろやかではある。しかし甘さは控えめで生ハムがどんどん口に運ばれていく。チーズもそのまま食べるときとは違い、ワインともあいまっておいしく食べられる。これは筆者にとっては「アリ」だと思った。量が少ないため、少し違う気分を味わいたいときに飲むといいだろう。
総括すると、大変おいしくいただけた。カルパッチョや違う種類のチーズ、ウインナーなど、今後も白ワインを飲み続けたくなった。これからも様々な白ワインを探していきたい。
文/小林英介