【カブガールが行く】ポケットサイズの高圧洗浄機「SPICERR SWU-1」でバイクの洗車に挑戦

【カブガールが行く】ポケットサイズの高圧洗浄機でバイクを洗車してみた

暑い夏が終わって快適な日々。こんなに涼しく心地よい時期には、洗車をしたくなるのは私だけでしょうか？

…しかし、マンション暮らしの人口が多い現代においては、大量の水が必要とされる洗車はハードルが高め。さらに車ではなくバイクとなると自動洗車機も使えず、ますます難易度は上がります。

そんな洗車でお悩みの皆さまに朗報です。場所を選ばず使えるコンパクトな高圧洗浄機『SPICERR ポケッタブル高圧洗浄機 SWU-1』が、バイク用品メーカー『サイン・ハウス』から発売されました！

手のひらサイズの高圧洗浄機

今回お借りしたのは『SPICERRポケッタブル高圧洗浄機SWU-1』の一式。高圧洗浄機本体に加え、切り替え可能なジェットノズルや給水ホースなど計7点がセットになっています。

何よりの特徴は、本体サイズ176×104mm（折り畳み時）・重量約800gという業界最小クラスのコンパクトさ。繰り返し使用しても腕が疲れにくく、性別や年齢を問わず誰でも簡単に取り扱いができます。

使用する際は、ペットボトルコネクターまたは給水ホースで水源に接続をします。2リットルペットボトルを接続した様子はこんな感じです。

全部で3kg以下の重量なので、ペットボトルと本体を両手で持ってラクラク支えられるぐらいの感覚です。これまでの高圧洗浄機といえば、まるでバズーカのようなサイズ感と業務用掃除機のようなフットワークの重さというイメージがあったため、この身軽さには驚きです。

付属の5in1ジェットノズルを使用すれば、水の噴射角度を0度・20度・20度傾斜・40度・シャワーの5種類に、そして本体後部のボタンを押せば水量を弱・中・強の3段階の強さに、ワンタッチで簡単に調節することもできます。

細やかな調整により、洗車だけでなく窓のサッシや浴室といった身の回りの掃除や、植木・庭への水やりなど様々なシチュエーションで使用できるのです。

また希釈タイプのカーシャンプーを使用する方には、付属の洗浄タンクキットの使用もオススメです。

水で希釈したカーシャンプーを洗浄タンクキットに入れ、ノズルにセットすることで、洗剤と水を一緒に噴射することができるのです。

電池の仕様は、USB Type-C（DC5V-2A以下推奨）にて4時間の充電後、14分（強：0°ノズル）～ 30分（弱：シャワーノズル）の使用が可能です。

筆者の第一印象としては「かなり便利で使いやすそうだけど、使用時間が最短14分というのは短くないのかな？」というところ。実際に使うことで、このイメージがどのように変わるのでしょうか？

驚きの使いやすさでラクラク洗車！

それでは実際にポケッタブル高圧洗浄機SWU-1を使ってみましょう。まずは2リットルペットボトルに接続して洗車をスタートしました。

本体のトリガースイッチを人差し指で押すと…ノズルから水が噴射されました！

その小さいボディからは想像ができないほどに水の勢いは強く、チェーンカバーやホイールにこびりついた汚れが吹き飛んでいくのが見えます。しかしステッカーやコーティングが剥がれるほどの強さはないため、遠慮なく車体に水をかけられました。

手で触って強さを確かめてみると、噴射角度0度では手にちょっと痛みを感じる程度、噴射角度40度ではくすぐったく感じる程度です。手ごわい汚れには0度＆強、車体全体に水をかけるなら40度＆弱ぐらいがちょうどいいかもしれません。

ペットボトルの水は強モードで使用すると1～2分ほどでなくなるため、途中からは20リットルのタンクでの給水に切り替えました。

大きめのタンクを用意すれば、水道の設備がない場所でも「水がなくなるかも」という不安から解放されます。またペットボトルとは違って本体800g分の重さだけで使用できるため、軽量で取り回しも簡単になりますよ。

特に汚れがひどい部分を重点的に流した後は、カーシャンプーを使って車体の汚れを優しく落としていきます。今回使用したのは、シュアラスターのスプレータイプのバイク用シャンプーです。

バケツなどで泡立てる必要がなく、ダイレクトに車体にスプレーするだけで簡単に汚れが落ちるためポケッタブル高圧洗浄機SWU-1との相性は抜群です。

最後は再び水をかけてシャンプーを洗い流し、タオルで水を拭き取れば…あっという間に洗車が完了しました！

いつもの洗車ならバケツに水をためたり、手が届きにくい箇所に何度も水をかけたりと手間がかかっていましたが、ポケッタブル高圧洗浄機SWU-1を使ったおかげでダイレクトにタンクの水を噴射でき、洗車の時間と手間が大幅短縮。適切な量の水を狙った場所にかけられて、服や靴への水の跳ね返りも減ったのは嬉しい誤算でした。

心配していた電池の減りも、3分の1ほどしか消費しないという余裕の結果。14～30分間という電池持ちは、十分過ぎるほど使いやすい性能なのですね！