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ミドルエイジ女性に聞いた「20代の頃と比べてやらなくなった髪型」TOP3、3位ポニーテール、2位パーマ、1位は?

2024.10.06

年齢を重ねれば、若い頃はなかった髪の悩みが出てくるもの。では、30代後半、40代前半、40代後半、50代前半と、世代ごとにどんな髪の悩みがあるのだろうか?

アデランスはこのほど、全国の35歳~54歳の女性208名を対象に「ミドルエイジ女性の髪に関する意識調査」をインターネット調査で実施し、その結果を発表した。

年齢別に見る髪悩みの推移 40歳を境に「白髪」が増加 「髪の細さ」は年齢と共に増加

現在の髪の悩みを尋ねたところ、全年代で「白髪が増えた」、「パサついてきている」が45%を超える結果となった。「髪が細くなった」では、35-39歳は17.3%だったが、年齢が上がるにつれて悩みを抱える人が増加し、50-54歳では32.7%と3人に1人が髪の細さに悩みを抱えていることがわかる。

また、「白髪が増えた」と回答した人は、35-39歳は半数以下だったが、40-44歳では約7割になることから、40歳を境に白髪に悩む人が増加する様子がうかがえる。さらに、50-54歳では8割を超えていることから、50歳以降はより顕著な増加傾向が見られる。

35-39歳が最も積極的にアイテムを使用 50-54歳は薬用シャンプーを重視

現在使用しているアイテムを尋ねたところ、全年代で「特にない」が最も多い回答となり、悩みを抱えていてもアイテムを使用していないことがわかった。一方で、35-39歳のみ半数以上がアイテムを使用しており、他の年代と比較しても「アウトバスケアアイテム」(44.2%)、「インバスケアアイテム」(23.1%)は特に使用している割合が高いことがわかる。また、50-54歳は「薬用シャンプー」を使用している人が他の年代より多いことも特徴的な結果となった。

髪の悩み解決のための費用は月5,000円がボーダーライン 35-39歳は高額志向も

髪悩みの解決のための費用として月額どのくらいならやってみたいか尋ねたところ、全体の9割以上が5,000円未満と回答したことから、月額5,000円が髪の悩みにかける費用のボーダーラインであることがわかった。年代別で見ると、45-49歳のみ半数以上が1,000円未満と回答している。また、35-39歳では、5,000円~10,000円未満と回答した人が他の年代よりも3倍上回る11.5%いることも明らかになった。

40歳以降はロングを控える傾向

現在の髪の長さを尋ねたところ、全体では、ミディアム(32.2%)が最も多い回答となり、ミドルエイジ女性の約3人に1人はミディアムであることがわかる。

年代別で見ると、35-39歳はロングが23.1%いるのに対し、40歳以降は10%を切ることから、40歳以降はロングを選ばなくなる傾向がうかがえる。

髪型を決める優先順位は年齢とともに変化 50-54歳では半数が「手入れの楽さ」を重視

髪型を決める際に最重要視していることを尋ねたところ、「手入れが楽であること」(37.0%)、「自分に似合っていること」(35.1%)が上位となった。「手入れが楽であること」は年齢が上がるにつれて割合が増加し、35-39歳では、約3人に1人が回答したが、50-54歳では半数近くを占めている。

40歳以降は「ロング」「パーマ」「ポニーテール」をやらなくなる傾向に

20代の頃と比較してやらなくなった髪型、施術を尋ねたところ、「ロング」(38.0%)、「パーマ」(34.6%)、「ポニーテール」(25.0%)が上位3位となった。

年代別で見ると、ロング・パーマ・ポニーテールは、35-39歳と40-44歳で大きく差が開いていることから、これらの髪型・施術は40歳を境に減少していることがわかる。

また、「ポニーテール」は年齢が上がるにつれて割合が増加し、35-39歳で5.8%であったのに対して、50-54歳では36.5%がやらなくなったと回答した。

※ベリーショート、ショート、ミディアム、セミロング、ロング、パーマ、カラー(白髪染めを除く)、ブリーチ、ストレートパーマ、逆毛、ポニーテール、20代の頃から変えていない、その他、やらなくなった髪型・施術はない(特にない)より全体順位上位10位を抜粋

続いて、やらなくなった理由を尋ねたところ、「若い頃の髪型が似合わなくなった」、「髪のボリューム不足でできなくなった」は年齢が上がるにつれて割合が増加しており、「若い頃の髪型が似合わなくなった」は、35-39歳が22.7%に対し、50-54歳は44.7%と約2倍となっている。「髪のボリューム不足でできなくなった」は、35-39歳が2.3%に対し、50-54歳は10.6%と約5倍となっている。

年齢を重ねるにつれて、外見の変化や髪の状態に合った髪型を選んでいる様子がうかがえる。また、35-39歳は「髪へのダメージを気にするようになった」が50-54歳の約2倍となっており、前問で最も積極的にアイテムを使用していることからも、他の世代に比べてヘアケアや髪ダメージへの意識が高いことが現れている。

<調査概要>
調 査 名:ミドルエイジ女性の髪に関する意識調査
調 査 対 象:35歳~54歳の女性208名(有効回答数)
調 査 期 間:2024年7月26日(金)~28日(日) 3日間
調 査 方 法:インターネットアンケート
調査委託先:株式会社マクロミル

※本調査結果では、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある

出典:株式会社アデランス

構成/こじへい

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