イノフィスのアシストスーツ「マッスルスーツ」に廉価版のエントリーモデルと高所作業向けモデルが登場

イノフィスは、アシストスーツの新製品として、「マッスルスーツ Soft-Power EASY-LIFT（ソフトパワーイージーリフト）」と「マッスルスーツ HARNESS PLUS（ハーネスプラス）」を2024年10月21日に発売する。

エントリーモデルの「マッスルスーツ Soft-Power EASY-LIFT」は個人でも導入しやすい手頃な価格を実現！

イノフィスは、「生涯にわたり自立した生活を実現する」という理念を掲げ、少子高齢化という課題に直面する日本から世界に向けて、人々がより長く活躍できる社会を目指し、人に寄り添った製品の開発・提供を行なっている、東京理科大学発のスタートアップ。2014年に「腰補助用マッスルスーツ」の販売を開始して以来、「機能を保ちつつ、より軽量・低価格に」をモットーに、市場やユーザーのニーズを迅速に製品化し、マッスルスーツシリーズの累計出荷台数は、2024年4月30日時点で国内外3万台を突破したという。

そんなマッスルスーツシリーズから今回登場するのは、農作業や介護、個人運送など、法人・個人問わず利用できる、同社最安値のエントリーモデル「マッスルスーツ Soft-Power EASY-LIFT」と、配筋工事や建設資材の運搬時に使用することを想定した、同社初の高所作業向けアシストスーツ「マッスルスーツ Harness Plus」。同社では、「これら2つの製品は、対応しきれていなかった業種や事業規模に向けて設計され、身体的負担の軽減を通じ、採用難や事業継続といった業界課題を解決し、人々が生涯活躍できることをサポートする製品として、自信を持って提供いたします」とアピールしている。

■マッスルスーツ Soft-Power EASY-LIFT

農作業や建設業、運送業など日々腰の負担の大きな作業をしている人に向け、しっかりしたアシスト力と、作業の邪魔をしない衣服のような身軽さはそのままに、個人でも導入しやすい手頃な価格を実現したエントリーモデル。装着することで、つらい姿勢や作業をサポートし、腰部の負担を33％（※）軽減する。また、本体重量も310gと軽く、動きやすいのも魅力。さらに、装着が容易なところや、洗濯可能で取扱いが簡単なところも特徴だ。

サイズはフリー（適応身長：150～200cm、ウエストサイズ：フリー）。重量は310g。

希望小売価格は22,000円。

※　同社内での試験による。屈曲姿勢時の背中部の筋活動電位を比較。

■マッスルスーツ HARNESS PLUS

フルハーネス安全帯に取り付けて使用する、高所作業向けアシストスーツ。配筋工事などの長時間の中腰作業や、建設資材運搬時などの腰の負担を軽減する。また、本体重量が210gと軽いところや、簡単装着できるところ、洗濯可能で取扱いが簡単なところなども特徴だ。なお、フルハーネスで国内シェアトップの藤井電工による安全落下試験を行ない、同社製フルハーネス（X型）の規格に適合していることが確認されているとのことだ。

サイズはフリー（適応身長：150～200cm、ウエストサイズ：フリー）。重量は210g。

希望小売価格は未定。

製品情報
https://musclesuit.co.jp/easy_lift/
https://musclesuit.co.jp/harness_plus/

構成／立原尚子