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2~3歳児のパパやママに聞いた子どもにあげているおやつTOP3、3位フルーツ、2位スナック菓子、1位は?

2024.10.04

育ち盛り、食べ盛りの子どもたち。そのお世話をする親御さんたちの苦労は尽きない。特に、四六時中子どもたちが欲してやまないおやつに関して、何をあげるか、与える頻度をどれくらいにコントロールするのか、悩んでいる人は多いのではないだろうか?

アサヒグループ食品はこのほど、全国の2~3歳の子を持つ20~40代の働く男女500名を対象に、「2~3歳児の食事とおやつに関する調査」を実施し、その結果を発表した。

1.子どものお世話で大変なこと「食事の支度」「寝かしつけ」が過半数

まず、子どものお世話について調査。その結果、約9割が大変だと感じており、中でも「寝かしつけ(55.2%)」「食事の支度(53.4%)」が大変だと回答した人がそれぞれ半数以上いた。

多くの親が大変だと感じる子どもの食事について、悩みが「ある(85.6%)」と答えた人は8割以上を占め、具体的には「食べるのに時間がかかる(43.2%)」、「好き嫌いが多い(39.7%)」、「野菜嫌い(36.9%)」、「遊び食べ(36.4%)」に悩む親が多いことがわかった。

悩みについて、どのような対策を取っているのかを聞くと、子どもの気が散らないように食事の環境を整えたり、食事に対するモチベーションを上げる言葉をかけたり、料理にひと手間を加えたりと、働きながらも様々な試行錯誤をしていることがうかがえた。

<子どもの食事の悩みに対して、ママ・パパが実践している対策>

・食べるのに時間がかかる(43.2%)
「なるべく間食でも栄養を摂ってもらい、晩ご飯の量が多くなり過ぎないようにしている」(大阪府・29歳男性)
「これを食べたらデザートだよ、など食事を促す会話を意識している」(東京都・38歳女性)

・好き嫌いが多い(39.7%)
「親が美味しそうに食べているところを見せる」(東京都・37歳男性)
「嫌いなものを食べたら褒めちぎる。完食させてからデザート等に移る」(東京都・40歳女性)

・野菜嫌い(36.9%)
「細かく刻んで分からないようにしてお肉と混ぜる」(愛媛県・31歳女性)
「野菜の名前を覚えさせて楽しいイメージをつけさせる」(神奈川県・36歳男性)

・遊び食べ(36.4%)
「遊び食べをし始めたら、一旦ご飯を中断して遊ばせる」(千葉県・32歳女性)
「優しく分かりやすく、何が良くないのかを根気よく伝えるようにしている」(埼玉県・43歳男性)

2.おやつを毎日あげる家庭が6割以上!子ども一人の月のおやつ代は2,000円未満が約6割

悩みの尽きない2~3歳児の食事。挙げられた対策の中には、おやつで栄養を補っているという声もあった。子どもの食事において、おやつにはどういった役割があるのだろうか。次に、子どものおやつの実態について探った。

まず、子どもにおやつをあげる頻度を調査すると、「ほぼ毎日(62.8%)」が6割を超え、そのうちの1割強が1日に2回以上(12.0%)あげていると回答。あげていない家庭はわずか2.0%となった。多くの家庭が日常的におやつをあげており、子育てにおいて欠かせない存在であることが見て取れる。

子ども一人にかかる月のおやつ代は、「1,000円以上~2,000円未満(34.5%)」が最も多く、「1,000円未満(27.3%)」と合わせて約6割が2,000円未満と回答した。

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある。

どんなおやつをあげているのか、子どもにあげる頻度の高いおやつをランキングにしたところ、1位は7割以上の票を集めた「子ども用のおやつ(72.9%)」となった。2位は「スナック菓子(41.6%)」、3位は「フルーツ(31.4%)」という結果に。2~3歳の子どもには、子ども用として展開されているおやつをあげる親が多いようだ。

3.8割以上がおやつをあげることに抵抗あり!

一方で、子どもにおやつをあげることに抵抗があると答えた親は86.5%と多く、「虫歯になりそう(54.7%)」、「その後の食事が食べられなくなる(43.9%)」、「おやつしか食べなくなる(39.9%)」といった抵抗感を持つ親が多いことが明らかになった。また、「栄養バランスが偏る(32.8%)」や「健康に悪そう(30.4%)」などの、健康面を不安視する声も。おやつは日常的にあげているものの、親として懸念することは多いようだ。

子どものおやつを選ぶときに何を重視しているかを聞くと、「子どもが好き(61.0%)」という回答に次いで、「食べやすい(43.7%)」、「栄養がある(36.5%)」に票が集まった。おやつを選ぶ基準には、利便性や栄養といった機能面を重視する傾向が明らかになり、子どもの気持ちに寄り添いながらも、おやつから少しでも栄養を摂ってほしいという親心が垣間見えた。

<調査概要>
・調査テーマ:2~3歳児の食事とおやつに関する調査
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査対象者:全国の2~3歳の子を持つ20~40代の働く男女 500名
・調査実施日:2024年7月12日~17日
・調査主体:アサヒグループ食品株式会社
・調査機関:株式会社ネオマーケティング

出典:アサヒグループ食品株式会社

構成/こじへい

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