そこでマヨネーズを再び投下!
混ぜた終えたとこ。ボウルの肌に混ざりきらなかったマヨネーズが余ってちょっと付いてるでしょ? このくらいの混ざり具合を目指してください。ここらで急に料理をする気が失せたら、このサキイカのマヨネーズ和えをそのまんま食べちゃっても当然美味いが、我慢するともっと美味い。
サキイカとマヨネーズの混ざった上に、薄力粉を全面に雪が軽く降ったくらいの感じでサラサラとかける。でもってスプーンかなんかで混ぜる。
混ざったところ。全体に薄力粉が行き渡る感じで混ぜれば、それでOKです。
オーブントースターに入る大きさに切ったアルミホイルの上に食用油を薄~く皮膜を作るように塗る。油を一度スプーンに入れて、そこからホイルの上にまわしかけるようにすると簡単。写真のスプーンが汚いのは、先ほどのサキイカとマヨネーズやら薄力粉やらを混ぜる時のスプーンをそのまんま使ってるから。油の量は、だいたい茶さじ一杯分もあればOKです。
先ほどマヨネーズと薄力粉と混ぜたサキイカを、そのアルミホイルの上に平べったく広げる。なるべく均等で薄めになるように広げてくださいな。
広げたヤツの上にも、食用油を回しかける。生地の全体に行き渡るようにかけてください。茶さじ2杯くらい使ってみてください。それでも全体に行き渡ってないような気がしたら3倍使ってもよし。ちょっとくらい多い分には問題なし。
アルミホイルに載った生地をホイルごとオーブントースターに入れて4~5分加熱。4~5分といってもオーブントースターによってパワーが違うんで、3分過ぎたあたりから、ちょくちょく熱の通り具合を見て、次の写真くらいの色合いになるまで加熱してください。
このくらいの色づきで完成~ッ! 外周部分がちょっと焦げるくらいまで加熱すると、全体としては、いい感じに出来上がる。オレの使ってるオーブントースターは10年選手の使い古しなんで、新しいオーブントースターなら、周辺が焦がるくらいまで加熱しなくても、いい感じに全体が仕上がるかもしれない。そこらは色々試行錯誤してみてください。ま、ちょっとくらい失敗しても美味いんで、そこは経験値積んでると思って試行錯誤していただきたい。
ってことで!!
『PREMIUM ジンソーダ 杜の香(もりのか)』を呑みつつ喰う!
『杜の香』から漂うジュニパーベリーの森林チックな香りと、『超高速サキイカ天』の加熱したサキイカが醸すイイ意味でのイカ臭さが「呑んでるでェ~!」という快感を盛り上げに盛り上げる。
調理時間はオーブントースターで加熱する時間を含めても10分弱。ぜひどうぞ!!
文/カーツさとう
コラムニスト。グルメ、旅、エアライン、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。独特の文体でファンも多い。