ミニサイズで、新鮮なうちに使い切り、場所も取らない「スぺパベジ」
最後のトピックは、Oisix(オイシックス)が最新の青果トレンドとして発表した「スぺパベジ」を紹介します。
Oisixは‶インターネットの八百屋〟をコンセプトに、サブスクリプションサービスを2000年にスタート。現在は、4000軒を超える畑の生産者と36万人以上の顧客を直接つなぎ、蓄積した顧客の嗜好情報と、天候によって左右される作物の生育状況とを、独自のアルゴリズムでマッチングさせ、売り場を日々変化させています。
そんな同社がこの秋、野菜・フルーツのネクストトレンドとして発表したひとつが、「スぺパベジ」です。
「スぺパベジ」は耳慣れない言葉だと思いますが、「スぺパ」とは「スペースパフォーマンス」の略。簡単に言うと「ミニサイズの青果」のことです。同社によれば、核家族化が進み、冷蔵庫の売れ筋サイズが小さくなってきている近年、白菜や大根、レタスなどでミニサイズへの支持が高まっているそうです。
確かに、丸ごとの大根や白菜は値打ちですが、冷蔵庫に入らなかったり、使い切れずに廃棄してしまうことが多いものです。
「スぺパベジ」のひとつ「天空のベビー白菜」は長野県・大内さん他が生産
※産地や生産者は時季により変更となる場合があります
群馬県産、食べ切りサイズの「ミニキャベツ」
※産地や生産者は時季により変更となる場合があります
青森県産、竹ケ原さん他の生産者が栽培する「ミニ大根」
※産地や生産者は時季により変更となる場合があります
そこで、Oisixでは、ミニサイズでもこれまでのサイズのものと変わらずにおいしく食べられる新品種の野菜開発を生産者に依頼。小さな野菜の販売を始めたところ、これらの野菜へのレビュー数が急増。過去1年間でみると、通常サイズの野菜の約5倍になったそうです。
通常サイズだと野菜室は満杯ですが……
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「スぺパベジ」だと、場所も取らず、他の野菜も保管できる! 使い切るのもカンタン!
一度、使ってみたくなります!
このほかにも「タイパベジ」や「極生ベジ」など全部で5つの次に来るトレンドを紹介しています。その詳細は以下のサイトでチェックしてみてください。
https://dime.jp/genre/1841006/
以上、この秋のフード・トピックスでした。ご興味のわいたものから、ぜひ試してみてください。因みに、筆者は「腸活」シリーズを試してみましたが、紹介したデータと同じで、「お腹」に効果が現れました。
取材・文/山津京子