【AJの読み】特に近眼+老眼の人にとって眼鏡をかけ直す必要がなく利便性が高い!
南部CEOは「前回、クラウドファンディングを実施した最大の目的は、製品を求めているユーザー層はだれなのかということだった」と話す。
結果的に、一番多かったのが近眼+老眼という人。実際に筆者もそうなのだが、遠近、近近、近視用の眼鏡を部屋の各所に置いておき、用途に合わせて都度かけ直すというのが非常に面倒でストレスだった。
オートフォーカスで手元も遠くも即時に対応するというのは画期的で、現行品のクラファン時にも「近眼で老眼なので別の眼鏡を使うのが面倒で、体験して感動した」という声が寄せられている。
使い方は、鼻パッド、左右レンズの位置を合わせてフィッテイング、初期設定は電源を入れてから、1m前後離れた目標物を見ながら右側視度調節レバーを前方に動かし焦点を合わせる。見え方が左右で異なる場合は、右眼は右側視度調節レバー、左眼は左側視度調節レバーをそれぞれ前方に動かし、焦点を合わせる。
前回のクラファンでも気になっていたが、会見場で体験して便利さを実感したので、筆者も「Vixion01S」を支援した。2025年4月以降に製品が届くとのこと。アウターレンズにブルーライトカットを入れようと考えている。
取材・文/阿部純子