DIME MAGAZINE
LGエレクトロニクス・ジャパンは、有機ELを採用したゲーミングモニター「LG UltraGear OLED」シリーズの新モデルとして、4K解像度に対応した31.5型モデル「32GS95UV-B（ブラック）」と「32GS95UV-W（ホワイト）」を2024年10月下旬に発売する。いずれも価格はオープンで、予想実売価格は230,000円前後。なお、「32GS95UV-W（ホワイト）」は販売店限定モデルとなる。
4K＠240Hz表示とフルHD＠480Hz表示を切り替えられる「VESA Dual Mode」にも対応！
「LG UltraGear OLED」は、有機ELだからこそ可能な、液晶では真似できないリアルな色彩表現と応答速度で、あらゆるジャンルのゲームを快適にプレイするため、高画質による「究極の美しさ」と高速表示による「速さ」を両立する機能を備えた“勝つ”ためのゲーミングモニター。
今回登場する新モデルでは、新技術「マイクロレンズアレイ（MLA）」を採用し、従来から輝度が30%（※1）向上した有機ELを採用。ピーク輝度1300cd/m2（APL 1.5% 標準値）を超える高輝度と､有機ELならではの黒表現によって､余裕のある輝度幅が､より繊細な色表現を可能にし、極めてナチュラルで鮮烈な映像を提供する。
また、ディスプレイ業界の標準化団体VESAが策定した、HDR映像のディスプレイ再現力に関する基準「DisplayHDR True Black 400」の認証も取得。さらに、自発光である有機ELの強みである、0.03ms(GTG)の応答速度を実現しており、1フレームで約0.0042秒もの高速表示を求められる240Hzのリフレッシュレートでも､よりくっきりとした映像を表示し、その高速さは、VESAが新たに策定した応答速度に関する基準で、最上位ランク（※2）となる「VESA ClearMR 13000」の取得によっても証明されている。
加えて、「VESA Dual Mode」にも対応しており、美しいグラフィック重視のRPGやMMOは4K(3,840×2,160)＠240Hzで表示させて世界観を堪能し、速度重視のFPSやスポーツゲームはフルHD(1,920×1,080)＠480Hzで高速表示するなど、ゲームの目的や世界観に合わせて、解像度とリフレッシュレートを切り替えることができる。
↑「32GS95UV-B（ブラック）」
このほか、ティアリング（画面のズレ）や、スタッタリング（カクつき）を抑える「AMD FreeSync Premium Proテクノロジー」と「NVIDIA G-SYNC Compatible」に両対応し、HDMIもVRR（可変リフレッシュレート）をサポート。
遅延を最小限に抑える「DASモード」、暗いシーンや暗部に隠れるターゲットを見つけやすくする｢ブラックスタビライザー｣や､ゲームのフレームレートを表示させる「FPSカウンター」､画面中心に十字マークを表示させる｢クロスヘア｣といったゲーミング機能も利用できる。
画面は反射を抑えるアンチグレアを採用し、ほぼ正確な色合いでブルーライトを抑える機能「Live Color Low Blue Light」にも対応。左右のスイベル、高さ調整、チルト角の調整に対応するエルゴノミックスタンドも搭載する。
音響面では、「DTS Virtual:X」搭載の7W＋7Wステレオスピーカーを内蔵。マイク入力に対応した4極ヘッドホン端子も搭載し、「DTS Headphone:X」もサポートする。
↑「32GS95UV-W（ホワイト）」
主な仕様は、画面サイズが31.5インチ、アスペクト比が16：9、パネルタイプがOLED、表面処理がアンチグレア、解像度が3,840×2,160ドット、表示色が約10.7億色、視野角が水平/垂直ともに178度、輝度(標準値)が275cd/m2(APL 1.5%時は1300cd/m2)、コントラスト比が1,500,000：1、応答速度(標準値)が0.03ms(GTG)、色域がDCI-P3 98.5%。
本体サイズは幅714×高さ511～621×奥行250mm、重量は9.8kg（ともにスタンド含む）。出入力端子はHDMI入力×2、DisplayPort入力×1、USBアップストリーム×1、USBダウンストリーム×2、ヘッドホン出力×1を装備する。
※1 同社の2023年モデルとの標準値(全白時)での比較。
※2 2024年9月現在。
製品情報
https://www.lg.com/jp/monitors/gaming-monitors/32gs95uv-b/
https://www.lg.com/jp/monitors/gaming-monitors/32gs95uv-w/
構成／立原尚子
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