パナソニック コネクトは、屋外や過酷な現場に適した10.1型頑丈タブレットPC「TOUGHBOOK(タフブック) FZ-G2シリーズ」の新モデルを、国内法人向けに2024年度第3四半期から順次発売すると発表した。ラインナップは標準モデル「FZ-G2NBMBXAJ」、ワイヤレスWAN(LTE)モデル「FZ-G2NBMBPAJ」、ワイヤレスWAN(LTE&5G)モデル「FZ-G2NBMBLAJ」の3モデルで、価格はいずれもオープン。なお、発売時期は「FZ-G2NBMBXAJ」と「FZ-G2NBMBPAJ」が2024年度第3四半期、「FZ-G2NBMBLAJ」が2024年度第4四半期となる。
暗所でも撮影が可能な約1,260万画素のリアカメラを搭載
FZ-G2シリーズは、2021年の発売以来、屋外での設備点検・メンテナンスの業務用端末、警察や消防隊員用端末として、さまざまな現場で活用されている、10.1型の頑丈タブレットPC。今回の新モデルでは、高い頑丈性能のまま、データを高速に処理するニーズに応えるためインテル Core Ultra 5 プロセッサーを搭載。さらに、暗所でも撮影が可能な約1,260万画素のリアカメラや16GBメモリを搭載することで、スムーズなリアルタイム映像伝送が可能となる。
また、バッテリー駆動時間は前のモデルよりも約1.3倍延長。30分間の充電で約4.6時間(動画再生時)/約10.2時間(アイドル時)の使用が可能なので、一日に複数の現場に向かう場合も、隙間時間を活用して充電することで、より安心して業務を行なうことができる。さらに、工具不要で簡単にバッテリーを交換できるため、交換用バッテリーパックを用意しておくことで、電源がない場所でも長時間の業務が可能となる。
さらに、ディスプレイには、屋外でも見やすい約1,000d/m2(平均)の高輝度液晶を採用。手袋装着時/水滴付着時でもタッチ操作が可能だ。
もちろん、頑丈性も追求しており、IP65準拠の防塵防滴試験、MIL-STD-810Hに準ずる頑丈試験、耐高温/耐低温試験、MIL準拠(合板)180cm独自基準(コンクリート)90cmからの落下試験を実施。落下による断線や破損の対策を講じることで、故障によるダウンタイム発生のリスクを低減する。
このほか、豊富なオプション(別売)で必要な機能を追加できるモジュラー構造も採用。例えばID認証方法の変更により非接触ICカードリーダーを追加したいなど機器購入後に用途が変わっても新規で本体購入が不要。万一の故障時もオプションを交換できるため本体ごと買い替える必要がなく、廃棄ロスの削減を通じた環境負荷の低減に貢献する。
製品情報
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/tough/lineup/g2-n
構成/立原尚子