カラーカスタマイズとANCが特徴
空気清浄機が搭載されたダイソン「Dyson Zone」から空気清浄機を取り除き連続使用時間を最長55時間に伸ばし、219gの軽量化を果たしたのが「Dyson OnTrac」である。さらに4色のヘッドバンドとアウターカップ、イヤークッションの組み合わせで2000種類のカラーバリエーションが楽しめる。また、8個のマイクを搭載した強力なANCを搭載、最大40dBまでのノイズ低減効果があるという。直販価格7万4990円。
ダイソンはノイズ低減のために20%努力する
製品発表会に登場した開発者のジェイク・ダイソン氏は「我々が開発してきた製品にはモーターが搭載され、そこには気流の動きがあります。これらは大きな騒音を伴います。騒音を低減するためにエンジニアリングの20%の努力が注入され、その努力は30年以上続けられています」と語った。
確かに「Dyson Zone」はヘッドホンのハウジング内にモーターを内蔵していながら、強力なANCの効果でノイズが気にならない製品に仕上がっていた。今回の「Dyson OnTrac」はハウジング左右にあったフィルターと吸気ファンを取り除き、アウターキャップとイヤークッションを交換式とすることで、よりファッション性が高められている。
「Dyson OnTrac」の特徴を説明するジェイク・ダイソン氏
4色あるベース色を選び、追加で別売のキャップとクッションを組み合わせカラーカスタマイズができる
アウターキャップとイヤークッションは 工具不要で簡単に交換できる
ANCのON/OFFなどの操作は物理ボタンでおこなえる。細かい設定は専用アプリからおこなえる。
φ40mmのドライバーを採用したことを考慮してもヘッドホンとしてはかなり大きめのサイズ。耳にフィットする柔らかいイヤークッションの恩恵か451gの重さは感じられなかった