男性用スキンケアブランド「レアリ・ド・ジュレリッチ」を展開する全薬工業は、20〜59歳の男性を対象に、男性のスキンケア事情に関する調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
スキンケアについて全体の約6割が関心あり
「スキンケアについてどれくらい関心がありますか」と質問したところ、「とても関心がある」「多少関心がある」と回答した男性は、全年代合わせて約6割(59.1%)いることが判明。
年代が上がるにつれて関心は減少傾向にあるが、全年代の過半数は関心があるという結果が得られた。
■アイテムを使用してスキンケアを実施する男性は7割超
「1回のスキンケアでどのようなアイテムを使っていますか」という質問に対し、「使用しているものはない(水洗いのみ)」「スキンケアは行っていない」と回答した人は全体の約3割(31.5%)となり、全体の約7割(68.5%)の男性が何かしらのアイテムを使用してスキンケアを実施していることがわかった。
使用アイテムにおいては、洗顔料は約5割(51.3%)、化粧水は約3割(31.7%)と、基礎化粧品を使用している男性は一定数いるようだ。
一方で、「クリーム」「日焼け止め」「美容液」「パック」など、+αのアイテムを使用している男性は、いずれも1割前後と、使用率が低いことも明らかになった。
■スキンケアにかける時間は6割超が「5分未満」
普段スキンケアを行なっている男性に「普段のスキンケアにどれくらい時間をかけますか」と質問したところ、「5分未満」と回答した男性は、全年代合わせて、6割を超えた(67.6%)。
Q1でスキンケアに関心がある男性は、約6割(59.1%)いたが、関心はあってもスキンケアに時間をかけられていない人が多い結果に。
また、スキンケアの時間が5分未満の男性について、20代は50.0%、30代は63.1%、40代は76.6%、50代は80.0%と、年代が上がるにつれてスキンケアに時間をかけない男性が多いこともわかった。
■普段スキンケアをしている男性においても「スキンケアをしたくない」と感じる理由は
普段スキンケアを行なっている男性に「普段スキンケアをしている人でも、スキンケアをしたくないと感じることはありますか。ある場合、理由を教えてください」という質問をしたところ、「時間がかかる」が1位で約5割(51.0%)、2位が「化粧水、乳液などやることが多い」で約2割(18.3%)、3位が「洗顔剤の泡立てが面倒」で約1割(12.3%)という並びとなった。
■スキンケアを継続するために重要だと思うポイントは「時短・価格・手軽」
「スキンケアを継続するために、重要だと思うポイントを教えてください」という質問をしたところ、「時短できる」が1位で約4割(42.8%)、2位が「価格」で約4割(40.7%)、3位が「手軽に使える」で約3割(34.3%)という結果が得られた。
使用感やライン使いができるということより、「時短」「手軽」といったタイムパフォーマンス、「価格」のコストパフォーマンスを求める男性が多いことが判明した。