Garminのリストバンド型GPSナビゲーター「Foretrex」シリーズにGNSSマルチバンドに対応した最新モデルが登場

ガーミンジャパンは、リストバンド型GPSナビゲーター「Foretrex」シリーズの最新モデル「Foretrex 801」を2024年9月27日に発売する。価格は45,800円。

バッテリー性能も強化され、GPSモードで約100時間の駆動が可能！

「Foretrex」シリーズは、GPS、GLONASS、Galileo、みちびき（補完信号）、BeiDou衛星システムを利用して、屋外であれば世界中ほぼすべてのエリアで現在地を把握できるGPSナビゲーター。米国規定（MIL-STD-801）の耐熱・耐衝撃・耐水性を備え、視認性の高いディスプレイを搭載。砂塵や振動にも強く、手首に巻けるリストバンド型なので、両手をふさぎたくないミリタリー関係者やスカイダイビングを楽しむ人から高い信頼を得ている。

ナビゲーション機能は、Garminが誇るGPSとABCセンサー機能で包括的に提供。コンパスが常に行先の方向を調整するだけでなく、内蔵高度計が上昇・下降を正確に監視して高度データを提供。また、気圧計が大気の気圧中の短期的な傾向を表示するので、気象変化の予測にも活用可能。電子3軸コンパスは、静止時はもちろん、移動時でも正確な方位情報を表示する。

加えて、互換性のあるスマートフォンとペアリングすることで、デバイスでメールやテキスト、アラートが受信できるスマート通知機能も搭載。スマートフォンを取り出さずに、常に手元で確認できる。

今回登場する新モデル「Foretrex 801」では、最新のGNSSマルチバンドに対応し、山の谷間や岩など遮蔽物が多い場所でも高精密な位置情報を提供するほか、バッテリー性能も強化しており、単4形電池2本を使用し、デフォルトのGPSモードで約100時間、エクスペディションモードなら約1,000時間の稼働時間を実現。2.2インチモノクロディスプレイも改良し、通常環境下での視認性はもちろん、暗視ゴーグル装着時などの様々な照明条件下でも読みやすいナイトビジョンモードを搭載する。

さらに、パラシュートダイビングで役立つジャンプマスターのほかに、ミリタリーユース向けにステルスモード、キルスイッチを搭載し、位置情報は緯度/経度だけでなく、米軍をルーツにNATOで使用される高精度なグリッドコード「MGRS」のデータを同時表示するデュアルポジションフォーマットに対応する充実のミリタリー機能を備える。

このほか、対応アプリとして新たに「Garmin Explore APP」（無料）の利用が可能に。互換性のあるスマートフォンにダウンロードしペアリングすることで、ナビゲート機能、地図のダウンロード、事前のルート計画、ウェイポイントやルートを同期して共有など多彩な機能が利用できる。しかも、「Garmin Explore APP」には無制限のクラウドストレージサービスもあり、これを活用すれば活動の記録を簡単に収集、保存することも可能だ。

「Garmin Explore APP」には無制限のクラウドストレージサービスもあり、これを活用すれば活動の記録を簡単に収集、保存することも可能です。

■製品仕様

ディスプレイ：2.2インチdiagonal／320×240pixels／モノクロMIP
バッテリータイプ：単4電池2本（別売）
稼働時間：GPSモード 約100時間／エクスペディションモード 約1,000時間
衛星測位システム：GPS／GLONASS／GALILEO／みちびき（補完信号）／BeiDou
無線インターフェイス：Bluetooth／ANT+
防水等級：IPX7
ウェイポイント：500
ログ記録：10,000ポイント、100ルート
ルート：50
標準付属品：ベルクロストラップ、USB-Cケーブル、製品保証書

製品情報
https://www.garmin.co.jp/products/outdoor/foretrex-801/

構成／立原尚子