新型「iPhone 16シリーズ」全モデルをテストしてわかった本当におすすめできる1台

2024年9月20日に発売となったiPhone 16シリーズ。スタンダードモデルに加え、大画面モデルのPlus、上位モデルのPro、上位の大画面モデルのPro Maxと、計4モデルが登場した。

Apple Storeでの販売価格が、前モデルから据え置きになったこともあり、今年こそは機種変更を検討している人もいるのではないだろうか。

そこで、4モデルの進化ポイントを中心に、実機を試しながら紹介していく。機種変更時のモデル選びの参考になれば幸いだ。

iPhone 16シリーズの進化ポイントは？

まずはiPhone 16シリーズ全体を通して、iPhone 15シリーズからの進化ポイントを見ていこう。

最もわかりやすいのは、電源ボタンの下に搭載されたカメラコントロールだろう。ロック画面からでも、カメラコントロールを長押しするとカメラアプリが起動し、そのままカメラのシャッターを切ったり、動画の撮影ができる。

また、カメラコントロールをスワイプすると、撮影モードの切り替えやズームといった設定が行える。片手でカメラの操作がしやすくなったのが、何よりの魅力。なお、カメラコントロールを半押しして、AFロックを行う機能は、アップデートにて対応予定となる。

もう1点の進化ポイントが、Apple Intelligenceだ。

いわゆるAI機能となっており、メールの返信を書いてくれたり、録音と同時に文字起こし、要約をしてくれたり、Siriがより人間らしく会話ができたり……と、活用方法は多岐に渡る。

写真の編集機能も大幅に追加される予定だ。

アメリカ版でApple Intelligenceの文書生成を行う様子

ただし、日本国内でのApple Intelligence機能の利用は、2025年内予定となる点には注意。場合によっては、来年登場するであろうiPhone 17シリーズ（仮名）のタイミングになる可能性もある。

AI機能目当てですぐに機種変更をすると、肩透かしをくらう可能性もある。

買うならどれ？DIME最新号は「Copilot+ PC」と「AIスマホ」、新時代のビジネスツール18モデルを徹底検証！

新たに発表されたiPhone 16に独自AI「Apple Intelligence」が搭載され、オンデバイスAI時代がついに本格化します。まさにPCやスマホは1...