店販(サロンで販売されている商品)購入率ランキング
店販購入率は2年連続で、1位は富山県、2位は三重県となった。
■研究員からのコメント
店販購入率のトップ2は、前年に引き続き1位富山県、2位三重県に。施術の提供に加えて、自宅ケアの提案は顧客の利用金額上昇につながります。トップ5にはローカルエリアがランクインしていますが、物価高の中でも、高い店販購入率を維持しているのは、その地域において美容室が「美容のプロの役割」
としてより重視されている結果なのかもしれません。(『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員・田中公子氏)
美容サロン利用率(過去1年の利用率)ランキング
ネイルサロン、エステサロン(フェイシャル、ボディ/痩身)、リラクゼーションサロン、アイビューティーサロンの全てにおいて利用率の1位は東京都となった。
■研究員からのコメント
新型コロナ感染症が5類に移行して1年が経ち、外出の規制がほぼなくなり、イベント開催等も復活しました。今後も「おしゃれをして出かける」機会が増えることで美容サロンに通うニーズはますます高まっていくでしょう。今回幅広い美容サロンの利用率が1位になった東京都ですが、美容サロンの価格帯(高単価~低単価)・業態(個店・大手チェーン・複合サロン・セルフエステなど)のバリエーションが多いことも利用率が高い背景にあると考えられます(『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員・田中公子氏)
<調査概要>
調査名:【都道府県別】20代・30代女性の美容意識・実態調査2024年
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年3月3日~3月14日
調査対象:全国の20~39歳の女性(回収サンプル2万1,300)
※都道府県の都市規模に応じて、n=600、または、n=300の目標値を設定している。(2023年はn=600、または、n=400)
※図表内の%の値は小数第2位を四捨五入しているため、差分や合計値において、単純計算した数値と合致しない場合がある。
※実数回答設問では、想定範囲から外れた値を「外れ値」として除外して集計している。
詳細はこちら:https://hba.beauty.hotpepper.jp/search/census/2024-pre/59224/
出典元:リクルートグループ
構成/こじへい