insta360 ONE X2
走行中の動画撮影や、一時停車が難しい狭い道・観光地などで重宝するのがinsta360「ONE X2」です。
バイク系YouTuberの方が撮影に使うことが多い、360度全方位を撮影できるカメラです。筆者の場合、動画をキャプチャして記事中の画像に使用する機会が多いです。
設置個所はココ。カブのスクリーンに設置したマルチパーパスバーに固定して使用しています。
進行方向はもちろん、ライダー自身を含めた後方撮影もOK。
全方位を動画で撮影できるカメラなので、撮り逃しがありません。データ容量が大きいのが玉にキズですが、ツーリングの思い出作りにもピッタリですよ。
FUJIFILM X-E4 & Velbon UT-3AR
先ほど「スマホカメラの性能は飛躍的によくなっている」と書きましたが、それでも一眼カメラの性能にはまだまだ敵いません。そこで筆者が愛用しているのが、富士フイルムのミラーレスカメラ「X-E4」と、コンパクト三脚「UT-3AR」です。
正直に言うとそれほどカメラには詳しくないのですが、富士フイルムのカメラは編集ナシでキレイな色味の写真が撮れると評判です。その中でもコンパクトな機種であるX-E4に、シグマの「18-50mm F2.8 DC DN」レンズ(カメラと同じくコンパクトなことから選びました)を組み合わせて使っています。
三脚は脚パイプをひねるだけで、一瞬で伸縮が可能。忙しいツーリング中の撮影にはベストマッチしています。
三脚を使用する際は、他の車両や歩行者の邪魔にならないよう注意するのも大切なポイント。カッコいい写真が撮れそうなスポットを見つけたらカメラをセットして、1秒ごとにシャッターを切るインターバルモードに設定します。
そのままバイクで走行すれば…
撮影できた写真はこんな感じです! カメラ初心者なりのテクニックではありますが、平坦でまっすぐな道よりもカーブ・坂道の方が動きや奥行きがわかりやすくなり、カッコいい写真を撮れる気がしています。
SONY RX0 II(DSC-RX0M2)
最後にご紹介するのは、ソニーの超コンパクトカメラ「RX0 II」。このカメラの役割はズバリ、数打って当たる写真を撮ることです。
取材を終えたあと、記事を書いている途中に「あの場所の写真が使いたかったのに」「あの建物ってどんな形・色をしていたっけ」「なんで撮らなかったんだろう…」と後悔することが多々あります。
うっかり者の筆者にとっては、丁寧でキレイな写真を撮影しておくことも大切ですが、それと同じぐらいになんでもないような写真を大量に撮っておくことが重要なのです。
RX0 IIの一番好きなところは、操作のシンプルさ。右ボタンで電源、左ボタンでシャッターを切れば一瞬で起動・撮影が完了するのです。
できた写真はこんな感じ。資料としてはもちろん、記事中の挿入画像としても十分なクオリティで撮影できました。
データ容量を気にせずパシャパシャと撮影できるので、取材以外のシーンでも、例えば日常のちょっとした思い出を記録する際などに重宝しています。
ちなみに、ツーリング中はいつでも首からぶら下げているRX0 IIですが、強い力で引っ張ると外れる「安全コネクター」付きのストラップを使用しています。万が一の転倒の際などに、ストラップが引っかかって首が締まるのを防ぐことも大切なのです…!