「ツーリング中って、どうやって写真を撮っているの?」バイク系ライターを始めて4年目の筆者ですが、時々こんな質問をいただきます。
ライター活動では写真が不可欠。愛車とツーショットを撮ったり景色のよい場所で走行写真を撮ったりと、試行錯誤をしながら様々なシチュエーションで撮影をしています。
今回はソロツーリング中に使っている撮影機材をご紹介します。誰でも簡単にマネできるアイテムから、しっかり課金をしなければいけないものまで、一人で取材をするための工夫をまるっとお見せしちゃいますよ~!
ソロツーリング撮影6点セット
実は商業向けの記事の場合、一人だけで取材に出かける機会はそれほどありません。
筆者の場合、同行してもらうのはカメラマン1名。機材の設置・設定や写真の管理をお任せすることで手間が省ける上、自分だけでは撮れない、迫力のある美しい写真を撮影してもらうことができます。
しかし時にはカメラマンの都合がつかなかったり、プライベートで出かけたツーリング先で取材をおこなったりする場合もあります。つまりカメラマンだけに写真を任せきりにせず、自分一人でも撮影できるだけの準備をしておくことが大切なのです。
そんな筆者が愛用している機材はコチラ。持ち歩きやすいコンパクトさと、サッと撮影できるスピード感を重視して選んでいます。
(左上から順番に)
・Google Pixel 7a
・insta360 ONE X2
・FUJIFILM X-E4
・SONY RX0 II(DSC-RX0M2)
・Velbon Coleman セルフィースタンド ロング
・Velbon UT-3AR
カメラが4台、三脚が2本の合計6点です。「こんなにたくさん必要なの?」と不思議に思うかもしれませんが、それぞれに違った役割があります。一人での撮影だからこそ、いつでも簡単・気軽に写真を撮るための環境を整えているのです。
Google Pixel 7a& Velbon Coleman セルフィースタンド ロング
まずご紹介するのは、誰でも簡単に揃えられる撮影機材としてオススメしたい、スマホとセルフィ―スタンドです。
近年スマホカメラの性能は飛躍的によくなっているため、ちょっとした素材写真であれば十分使えます。また撮ってそのまま投稿できるので、SNS用の素材に一番便利なのもスマホなのです。
組み合わせて使用するVelbon × Colemaのセルフィースタンドは、安定感と使いやすさ、何より長さが段違い!
収納時のサイズは約240mmとコンパクトなのに、三脚として使用する際はなんと約1310mmもの高さから撮影ができちゃいます。さすがは60年の歴史を持つ三脚メーカー、Velbonの製品です!
またBluetooth対応のリモコンが付いているため、ボタンを押すだけで遠隔でシャッターを切れる点も便利です。
三脚を取り出して撮影を始めるまでは、わずか1分ほど。十分な時間や広いスペースがない時や、とりあえずの写真素材が欲しい時などに重宝しています。
スマホ×セルフィースタンドの組み合わせは、ライター以外の一般ライダーの方にもオススメです。ツーリング先で他撮り風の写真を撮影すれば、きっと思い出に残る1枚になるはず!
今回ご紹介したセルフィースタンドの価格は大体5000円ほど。もっと安い製品はたくさんありますが、誤作動・故障の少なさや使いやすさを考えると、しっかりしたスタンドを1本持っておくと便利ですよ。