「抜け毛が増えた」そんな薄毛に関する悩みを実感しやすいのはいつ頃なのだろう。
大正製薬の調査によると、「抜け毛」といった薄毛に関する悩みのキーワードの検索ボリュームは、9 月~11 月の「秋」にかけて伸びていることが分かった。
人は通常でも1 日に約50~100 本は抜け毛があるとされているが、この季節になると多くの方が「抜け毛が増えた」と感じるようだ。
その原因には、毛髪が生えて成長していくヘアサイクルが乱れてしまうなど様々考えられる。壮年性脱毛症によって毛髪が少なくなり頭皮が見えやすくなった状態だと、秋に悩みが深刻化してしまうのかもしれない。
そこで大正製薬は、秋の抜け毛シーズンを前に、全国の20代~60代男女計1,000人を対象に“薄毛の実態と薄毛対策の理解の事実”を知るべく調査を実施した。
女性の過半数が薄毛に不安を感じているものの、女性の壮年性脱毛症に効果を発揮する一般用医薬品(発毛剤)の存在を知らない
薄毛を気にしている人はどの程度いるのだろうか。現在薄毛が気になるかを聞くと、20代~60代の女性の21.6%が「気になっている」、31.1%が「今は気にならないが、将来薄毛になるかもしれないと思う」と答え、合計で52.7%が薄毛に対して不安を感じていることが判明。
ちなみに、同世代の男性では64.2%が薄毛に対して不安を感じており、性別を問わず過半数の人が薄毛に不安を抱えていることが分かる。
次に、薄毛が気になっている女性250人に薄毛・抜け毛の改善やカバーを目的とした対策をしたことがあるかを聞くと、対策経験者は全体の45.6%に留まり、薄毛が気になっているにもかかわらず、54.4%の女性は特に対策をしていないことが分かった。
薄毛が気になっている女性に薄毛に対する考えを聞くと、「自分の薄毛が加齢等によるものなのか症状なのかが分からないので対策がとりにくい」(そう思う計73.6%)、「男性の薄毛対策は広告などでよく見かけるのに女性のものは少ないと思う」(そう思う計70.8%)、「男性の薄毛対策は選択肢が豊富なのに、女性には少ないと思う」(そう思う計70.4%)と答えた意見が7割を超え、薄毛で悩む女性の多くが知識不足、情報不足だと感じていることがうかがえる。
また、「女性の壮年性脱毛症を改善する製品がある」ことを知っていると答えた女性は21.6%に留まり、毛髪や薄毛に関し提示した情報のうち、認知率が最も低くなっていることも明らかに。