DIME MAGAZINE
VLOG撮影やライブ配信など、マイクを目立たせずに音声を明瞭に収録したいシーンに最適
ソニーは、3.5mmプラグインパワー対応のラベリアマイクロホン『ECM-L1』を2024年10月18日より発売を開始する。メーカー希望小売価格は3万8500円（税込）。
『ECM-L1』は、長年にわたり放送局やプロダクションなどプロの映像制作の現場で高い評価を受けているエレクトレットコンデンサーマイクロホン『ECM-77』シリーズの技術を継承して開発。高音質な収音性能と高い信頼性を実現している。
その主な特徴は以下のとおり。
■プロオーディオ技術で培った高音質な収音性能
『ECM-L1』は、放送局などで長年使用されている『ECM-77』シリーズの技術を継承して開発された。
マイクカプセルの固定電極板に剛性の高いセラミック素材を採用しており、その優れた振動減衰特性により、高解像でノイズが少なく、原音に忠実でクリアな高音質を実現している。
また、マイクカプセルを真鍮削り出し加工の外装で覆うことで、外部からの不要な共振を抑え、芯のある明瞭な収音を可能にした。加えて、高純度のOFC（無酸素銅）ケーブルが音声の伝送ロスを低減し、音質を損なわない。
■撮影や録音に集中できる高い信頼性
マイクカプセルを覆う真鍮削り出し加工の外装は、マイク部の変形や破損などに対し、高い堅牢性を発揮する。また、ケーブルの太さは直径2.2mmで、断線に強い構造となっており、録音機器との接続部にはロックリング（※2）を採用。不意にコネクターが外れることを防ぎ、確実な接続をサポートする。
※2 ロックリング対応機器での使用時のみ、コネクターを固定できます。
風ノイズを抑えるウインドスクリーンには、メタルタイプとファータイプの二種類を同梱。屋内での使用や、マイク部の存在感を目立たせたくない場合はメタルタイプを、より風ノイズを抑えたい場合はファータイプを選ぶなど、撮影シーンによって使い分けることができる。
メタルタイプとファータイプのウインドスクリーンを同梱
■プラグインパワー対応による幅広い接続性
接続した機器から電源を供給できるプラグインパワー方式に対応している。3.5mmマイク入力端子を備えたカメラやスマートフォン、ワイヤレスマイク、ICレコーダー、パソコンなどへ接続（※1）することができ、クリエイターそれぞれの目的や表現に合わせた高音質な音声収録を可能にしている。
※1 『ECM-L1』の端子は、3.5mmミニプラグ（3極）です。全ての製品との互換性を保証するものではありません。市販の変換アダプターが必要になる場合があります。互換性については、各メーカーの仕様を参照してください。
『ECM-L1』の主な仕様
本体電源供給方法／プラグインパワー
形式／エレクトレットコンデンサー型
指向性／ 無指向性
周波数特性／20Hz〜20kHz
マイク出力端子／3.5mmミニプラグ 3極、ロック付き
モノラル・ステレオ／モノラル
最大外形寸法／マイク部のみ：約直径5.6×長さ11.8 mm、コードのみ直径2.2mm×長さ1.2m
質量／約17.7g （コード・プラグを含む）
付属品／ファーウインドスクリーン×1、メタルウインドスクリーン×1、ホルダークリップ×1、ポーチ×1
関連情報
https://www.sony.jp/ichigan/products/ECM-L1/
構成／清水眞希
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