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何度言っても凡ミスが減らない人に必要なサポートとは?

2024.10.18

不注意からミスを連発したり、みんなが普通にできている行動がうまくできなかったり、ルールを守れなかったり、衝動的になってしまったり…実は本人たちも、悩み、困惑していることが少なくありません。

仕事でも家事でも失敗続き。そのほとんどが〝単純ミス〟

本人が一番自覚している。ミスしがちなポイントを明確にし、“意識づけ”をしよう

ADHDのWさん(25 歳・女性)は、誤字や計算間違いなど不注意による単純ミスが多く、上司によく叱責されるそうです。

電車の乗り間違いや遅刻も多く、自分もなんとかしたいと思っていますが、繰り返してしまいます。「いいかげん」「やる気がない」と思われがちですが、本人が一番自覚しているのです。

特性からくるミスを叱責されると、焦ってさらにミスを連発したり、意欲を失ったりすることもあり、逆効果です。

できるだけミスをしない環境を整えてあげましょう。

たとえば、仕事の手順を間違えがちな人には、その人専用のチェックシートを作って、毎回確認させるようにします。

また、ペアとして先輩を一人つけ、誤字脱字や計算などの確認をしてもらう代わりに、本人には、他にできる仕事で先輩をフォローするという方法もいいかもしれません。

そうしているうちに、ミスをしがちなポイントが明確になり、周りにも本人にも、意識づけがされていきます。

〈生きづらさを抱えるあなたへのヒント!〉
注意散漫でいつも失敗ばかり。自分を根本から変えたいんです

自分を変えようと焦るより、ミスを減らす仕組みをつくることです。チェックシートやタスクリストの他におすすめなのが、上でも書いた“意識づけ”です。自覚している“やってしまいがちなミス”をリスト化し、たびたび見返しましょう。自分のミスの傾向が意識に刷り込まれ、自然と注意深くなっていきます。

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精神科医、博士(医学)。東京国際大学医療健康学部准教授。埼玉石心会病院精神科部長、武蔵の森病院院長、東京国際大学人間社会学部専任教授、同大学教育研究推進機構専任教授を経て現職。精神科専門医、睡眠専門医、臨床心理士・公認心理師。15万部を超えるベストセラーとなった『発達障害の人が見ている世界』(アスコム)他、『認知症になる48の悪い習慣 – ぼけずに楽しく長生きする方法』(ワニブックス)、『心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト 第2版』(共著、翔泳社)など著作多数。「偉人たちの健康診断」(NHKBS)、「櫻井・有吉THE夜会」(TBS)、「ノンストップ!」(フジテレビ)など、メディア出演も数多い。

構成/DIME編集部

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