キヤノンは、スマホ専用高画質ミニフォトプリンター「SELPHY QX20」を2024年10月下旬に発売する。価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの販売価格は22,000円。また、同プリンターで利用できるカードサイズのカラーインク/ラベルセット「XC-20L」(20枚入り)と「XC-60L」(60枚入り)も同時発売。こちらも価格はオープンで、キヤノンオンラインショップでの販売価格は「XC-20L」が1,540円、「XC-60L」が4,180円となる。
スクエアフォーマットに加えて、新たにカードサイズにも対応!
「SELPHY QX20」は、「SELPHY SQUARE QX10」(2020年4月発売)の後継機種で、専用アプリケーション「SELPHY Photo Layout」を介して手軽に高画質な写真プリントが可能なコンパクトフォトプリンター。携帯性に優れた小型・軽量設計ながら、シールとしても使えるカードサイズ(XC-20L/XC-60L)とスクエアフォーマット(XS-20L)の2種類のラベルに対応するうえ、「SELPHY Photo Layout」の豊富なレイアウト機能や加工機能を活用することで、オリジナルの作品作りから思い出の共有まで幅広い楽しみ方ができる。
<主な特徴>
■スクエアフォーマットに加え新たにカードサイズにも対応しスマホやタブレット端末から多彩なプリント表現が可能
スクエアフォーマットに加え、新たにカードサイズにも対応したところ。インクカセットとラベルの交換のみで2種類のサイズの写真プリントが可能なのだ。しかも、ラベルはシール紙のため、自由な形に写真を切り貼りし、アルバム作りや手帳の装飾などを楽しむことができるうえ、「SELPHY Photo Layout」の豊富なレイアウト機能や多彩な加工機能を活用することで、余白サイズの調整やフィルター加工など、自分好みのプリントが可能となる。
↑カードサイズとスクエアフォーマットの2種類のサイズでの印刷に対応
■昇華型熱転写方式の採用とラミネート加工による水滴や汚れにも強い高画質プリント
熱でインクを気化させてプリントする昇華型熱転写方式により、空の細かな色合いや肌の質感などを、粒状感を抑えた滑らかな階調で表現することができる。また、新シャープネス処理により、解像感が向上。さらに、プリントの仕上げとして、ラミネート加工を施すことで、水滴や汚れから写真の表面を保護し、色にじみや色あせも防ぐことでアルバム保存100年を実現する。
■持ち運びに適した小型・軽量設計によりいつでもどこでもプリントが可能
持ち運びに優れた小型・軽量設計により、場所を問わずさまざまなシーンでプリントが可能。また、「SELPHY SQUARE QX10」と比較し、充電時間を約120分から約80分に、プリント時間を約43秒から約40秒に短縮し、使いやすさも向上している。
<主な仕様>
印刷方式:昇華型熱転写方式(オーバーコート付)
印刷解像度:287×287dpi
印刷速度:約40秒/枚
無線通信方式:Wi-Fi IEEE802.11b/g
電源:充電式リチウムイオン電池(内蔵)
バッテリー印刷可能枚数(フル充電時):約20枚
バッテリー充電時間:約80分
本体サイズ:約145.8(縦)×約102.2(横)×約32.9(高さ)mm
重量:約455g(インクカセット・用紙を除く)
付属品:充電用マイクロUSBケーブル(Type-C)、使用説明書、保証書
本体カラー:ホワイト、ブラック
製品情報
https://cweb.canon.jp/miniphotoprinter/special/qx20/
構成/立原尚子