日立のドラム式洗濯乾燥機「ビックドラム」に機内を念入りにお手入れできる最新モデルが登場

日立グローバルライフソリューションズは、ドラム式洗濯乾燥機｢ビッグドラム｣の新製品として、高速風と大風量でシワを伸ばしながらしっかり乾燥する「らくはや 風アイロン（ヒートポンプ式）」を搭載した洗濯容量13kg、洗濯～乾燥容量7kgの「BD-SX130K」を2024年10月中旬に発売する。価格はオープン。予想実勢価格は426,800円前後。

↑「BD-SX130K」

「AI お洗濯」も進化し、化繊衣類が多いときは洗濯～乾燥時間を自動で短縮！

｢BD-SX130K｣の注目ポイントは、乾燥フィルターレスでお手入れの手間を軽減する「らくメンテ」をより快適に使えるよう、洗濯槽に加え、乾燥経路（保護フィルター/熱交換器）やドアパッキンといった洗濯機内部を念入りにお手入れする「らくメンテ洗浄」コースを新採用しているところ。しかも、運転するタイミングを、使用状況に応じて操作パネルで知らせてくれるため、忘れずに使用することが可能だ。

↑「らくメンテ洗浄」コースの洗浄箇所

また、複数のセンサーを使ったセンシングにより、自動で各行程に適した洗い方や運転時間などを制御し、かしこくきれいに洗い上げる「AI お洗濯」も進化。洗いやすすぎ、脱水行程に加え、乾燥行程も制御できるようになり、乾きやすい化繊衣類が多いときは、化繊に合わせた乾燥制御にすることで運転時間を自動で短縮してくれるのだ。

さらに、P&Gジャパンとの共同開発により、P&Gの濃縮液体洗剤「アリエールMiRAi」の洗浄力をさらに引き出し、食べ物の油汚れをしっかり落とすコースを、「洗濯コンシェルジュ」アプリのダウンロードコースに追加した。

主な仕様は、洗濯・脱水容量が13kg、洗濯～乾燥・乾燥容量が7kg。標準使用水量は洗濯時が94L、洗濯～乾燥時が約65L。目安時間は洗濯（標準コース）時が36分、洗濯～乾燥（標準コース）時が約93分、洗濯～乾燥（省エネコース）時が約200分。消費電力量は洗濯（標準コース）時が85Wh、洗濯～乾燥（標準コース）時が約1,150Wh、洗濯～乾燥（省エネコース）時が約680Wh。運転音は洗い時が34dB、脱水時が37dB、乾燥時が49dB。外形寸法は幅630×奥行720×高さ1,065mm、質量は約92kg。

このほか、「ビッグドラム」シリーズの新ラインアップとして、高速風でシワを伸ばしながらしっかり乾燥する「風アイロン（低温ヒート式）」を採用した洗濯容量12kg、洗濯～乾燥容量6kgの「BD-SW120K」および「BD-SV120K」も同時発売。価格はいずれもオープン。予想実勢価格は「BD-SW120K」が393,800円前後、「BDSV120K」が371,800円前後。両機種ともに「らくメンテ洗浄」コースを搭載し、「BD-SW120K」は「AIお洗濯」や「洗濯コンシェルジュ」アプリにも対応する。

↑「BD-SW120K」

↑「BD-SV120K」

関連情報
https://kadenfan.hitachi.co.jp/wash/

構成／立原尚子