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7月期の首都圏中古マンションの平均販売価格は前年同月比−4.2%の4629万円

2024.09.15

9月下旬頃に予定される国土交通省からの都道府県地価(基準地価)の発表を前に、すむたすから住宅市場や中古マンションの取引動向をまとめたレターが到着したので、その概要をお伝えする。

【市場動向】

首都圏新築マンション:価格は高水準で維持、供給戸数は減少

・2024年上半期の首都圏新築分譲マンション発売は9066戸、4年ぶりの1万戸割れ
・平均価格は7677万円、3年ぶりのダウン。最高値を記録した前年同期から-13.5%。
・高額物件供給が続いた前年からはダウンとなるものの、引き続き高値を維持。東京23区では16.3%ダウンも2年連続の1億円超え。エリア別では東京23区を除きいずれも上昇(※1)。
※1出典:不動産経済研究所「首都圏新築分譲マンション市場動向」

住宅ローン金利動向:メガバンク、ネット銀行ともに利上げを実施

・7月31日、日本銀行が政策金利を0.15〜0.25ポイント引き上げ、0.25%程度とすることを決定
・これを受け、メガバンクは変動型住宅ローン金利の基準となる短期プライムレートの引き上げを相次いで発表。その他都市銀行、地方銀行も続く。
・ネット銀行でも利上げが相次ぐ。auじぶん銀行、住信SBIネット銀行、PayPay銀行が10月からの利上げを決定。ソニー銀行は他行に先駆け8月より引き上げ。

消費者の買い時感:「購入を諦めるほど/ためらうほど高い」が75%超

・新築マンション購入検討者を対象とした調査では、東京23区内での購入希望者のうち「購入を諦めるほど/ためらうほど高い」と感じている人が75.6%という結果に(※3)。
※3 出典・詳細:スタイルアクト株式会社「第66回 マンション購入に対する意識調査」https://www.sumai-surfin.com/bigdata-analysis/enquete-result/id25_66.php

中古マンション価格:70平方mあたり4600~4700万円前後で推移

7月の首都圏中古マンション70平方mの平均価格は4629万円、前年同月比-4.2%。70平方mあたりの価格で比較すると、新築とは2倍近い差に。(※4)
※4 出典・詳細:中古マンション価格は株式会社東京カンテイ「70㎡換算価格推移」 https://www.kantei.ne.jp/report/70m2/index.html

【中古マンション販売を行うすむたす社の取引動向】

全体傾向:問い合わせ、販売数ともに伸長。利上げ影響もあり購入検討期間が短縮

・都心部に限らず、東京23区内や川崎・横浜など主要駅含め好調と言える状況。特にこの半年で成約率が12%→30%と大きく上昇している。

・利上げや価格高騰の影響を受け、購入検討者の間で以下のような動きが見られる
ー検討期間の短縮(決断までが早い)
ー仲介手数料がかからない、売主との直接取引を選ぶ(コストをシビアに見ている)
ー固定金利を検討する方が微増(従来0に近かった→1割程度に)
ー金利に関する質問が増加(ローン利用の人からはほぼ100%質問がある)

トピックス:高額物件においてアジア系の人からの問い合わせが7〜8割を占めるケースも

・勝どきなど都心部のタワーマンションでは、中国などアジア系の人の問い合わせが7、8割を占めるケースも(氏名からの推測)。

直近の人気物件:「湾岸・都心高額」「5000〜6000万円台の都心好アクセス物件」に反響多数

・1億円前後〜の高価格帯×豊洲など湾岸、中央区・港区など都心部
・5000〜6000万円台×東京都下や都心アクセスの良い郊外物件 に多数の問い合わせ

関連情報
https://sumutasu.co.jp/

構成/清水眞希

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