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au(KDDI)のオンライン専用ブランド「povo」は、必要な分だけトッピングとしてデータ通信量を購入する、プリペイド式のプランとして人気。安価な料金設定から、サブ回線としての契約を検討している人も多いのではないでしょうか。
元々安価なpovoですが、家族割引といった各種割引サービスの適用はできるのか、気になっている人も多いでしょう。本記事では、povoの家族割のサービスの現状と、料金形態や利用できる割引サービスについてもご紹介していきます。
povoは家族割を使える?
残念ながら、povo2.0は家族割サービスがありません。そして、au「家族割プラス」の対象にもなりません。
auの「家族割プラス」へのカウントは2021年夏までのpovo1.0の受付分で終了
povoの「povo 早期申込家族割プラス特典」は、povo1.0に申し込みするとauの「家族割プラス」の家族人数のカウント対象となる特約でした。しかし、2021年夏までの受付分にてそちらの特典は終了しました。
povo2.0はauの家族割の対象外
povo2.0はauの家族割や家族割プラスの対象外となっています。また、家族割以外でも、「auスマートバリュー」は適用されません。
povo 2.0の料金形態をチェック! 割引サービスはある?
povoは、ブランド登場から約半年後の2021年9月より、「povo 2.0」とバージョンアップして、トッピングと呼ばれるオプションの提供を開始しました。では、その料金形態についてチェックしていきましょう。
【参照】povo 2.0料金プラン詳細
povo 2.0は基本料金0円! トッピングはいくらから?
povo 2.0は、基本料金が0円の料金ブランド。高速データ通信が利用したい場合には、自身でトッピングを購入することになります。
基本的なデータトッピングは、1GB(7日間)で390円、3GB(30日間)で990円といった小容量のものから、150GB(180日間)1万2980円、300GB(365日間)2万4800円といった大容量のものまで用意されています。
また、使い放題(24時間)330円、使い放題(7日間)12回分9834円といったトッピングも用意されています。
なお、トッピングの購入がない場合は、最大128kbpsでデータ通信ができます。
通話料金
基本的な国内通話料金は22円/30秒、国内SMS送信は3.3円/通(70文字まで)となります。
通話トッピングとしては、5分以内通話かけ放題が550円、通話かけ放題が1650円、留守番電話サービスが330円で購入できます。
期間限定トッピングやコラボトッピングもあり
いつものトッピング、通話トッピングのほか、期間限定で購入できるトッピングや、コラボトッピングも用意されています。
執筆時点では、データ使い放題(3時間)220円や、ローソンお買い物券500円+データ追加0.3GB(24時間)500円などが購入できます。
povo 2.0は手数料も0円
povo 2.0は、契約の手数料も基本的に0円となります。ただし、同一名義で5回線を契約している場合、累計6回線目以降の契約には、3850円/回線の契約事務手数料が発生します。
povo 2.0で使える割引サービスはない? 家族割引は?
一般的な通信プランには、家族割や光回線セット割などが用意されていますが、基本料金0円のpovo 2.0には、割引オプションが用意されていません。
au、UQ mobileの家族割カウントもなし
au、UQ mobileの料金プランでは、家族割のオプションが用意されていますが、povo 2.0の回線は、これらの家族にカウントされることもありません。
基本的に、povo 2.0は単独で完結する料金ブランドだと認識しておきましょう。
トッピングを購入しないと利用停止になる可能性も
基本料金0円のpovo 2.0ですが、180日間以上有料トッピングの購入がない場合には、利用停止、契約解除となる可能性があります。
先に触れた通り、トッピングは数百円程度から購入できるので、定期的に有料トッピングを購入しておきましょう。
※データは2024年9月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/oki