2024年は全人口の約半分が50歳以上になるといわれ、超高齢社会が一層加速する日本。老後についてさまざまな不安を抱えている人は少なくありません。
なかでも、住む場所というのは、生活の基盤でもあり、快適な老後を過ごすうえで忘れてはならない存在です。
住まいの悩みに応える解決策として注目されるシニアレジデンス
築年数が経ち増えてきた不具合、子どもたちが巣立って持て余す部屋、温度差や段差のリスク……。年を経て使いづらい住まいになっていることがあります。物騒な事件や自然災害のニュースを目にすれば、老親のことが気がかりになることも。
そんな住まいの悩みに応える解決策として、シニアレジデンスが注目されています。住み慣れてはいても使いづらく暮らしにくい我が家から、高齢者のために設計され、さまざまなサービスやアクティビティが充実したシニアレジデンスに、元気なうちに住み替える。そんな選択をしている人が増えています。
東京・西麻布に「パークウェルステイト」最高峰物件が開業
10月1日、東京・西麻布に誕生する「パークウェルステイト西麻布」は、三井不動産レジデンシャルが手がけるシニアレジデンスでもシリーズ最高峰に位置しています。都心における自立者向けシニアレジデンスはニーズに比べてまだ供給が少なく、「三井のすまい」入居者からも切望する声があがっていたことから、注目を集めること必至の物件といえます。
地上36階、総居室数400室。古くからの高級住宅街・西麻布の街並みと調和がとれるようデザインされた建物は、低層棟と高層棟に分かれ、広い中庭やスパ、ライブラリーなどさまざま共用施設が設置されています。
総面積約1500平米の広々とした中庭には、イサム・ノグチをはじめとした多くのアーティストたちを魅了してきた「伊達冠石」や、花崗岩のダイヤモンドと言われる「庵治石」を配し、水景と融合。
桜やいろは紅葉などが植えられ、四季折々の景色が楽しめるように工夫されています。
庭の一角にあるティーパビリオンでは、季節を感じながらティータイムを楽しめます。