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装着感を強化した新型「AirPods 4」にANC搭載モデルが登場、「AirPods Pro 2」は聴覚の健康をサポートする機能を追加

2024.09.12

Appleから新しいAirPods 4が発表された。今回は従来タイプに加え、アクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載タイプも登場。ライフスタイルに応じた選択が可能になった。

価格は従来型AirPods 4は2万1800円(税込)、アクティブノイズキャンセリング搭載のAirPods 4は2万9800円(税込)で、2024年9月20日より発売が開始される。

併せてAirPods Pro 2では、世界で初めて聴覚の健康をサポートする体験が可能になることも発表された。AirPods Pro 2の価格は3万9800円。(税込)

AirPods 4、業界を定義するデザインで登場

AirPods 4は、Appleがこれまでにオープンイヤデザインで作った中で最も先進的で快適な着け心地のヘッドホンであり、フィット感と快適性の新たな基準となるだろう。

新しいデザインは、数千の耳の形と合計5000万以上の個々のデータポイントを正確にマッピングして分析。さらに3Dフォトグラメトリーやレーザートポグラフィーなどの先進的なモデリングツールを用いた、比類のないデータセットを使用して開発された。

このようなプロセスを通じてデザインに磨きがかけられ、世界中のさらに多くのユーザーに自然にフィットする1つの形により、これまでで最も快適なAirPodsが実現したという。

音質が大幅に改良されたAirPods 4は、まったく新しい音響アーキテクチャ、歪みを低減するドライバ、ハイダイナミックレンジアンプを搭載し、パーソナライズされた空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングの追加により、最高に臨場感あふれるメディア体験が実現する。

AirPods 4では「声の分離」や「Siriに対する操作」などのインテリジェントなオーディオ体験が可能だ。

H2チップの搭載により、AirPods 4は、Appleシリコンでしか実現できない「声を分離」などのインテリジェントなオーディオ体験を可能にしており、どのような環境条件でも一段とクリアな通話が実現。

さらに「Siriに対する操作」により、「はい」なら首を縦に、「いいえ」なら首を横に優しく振るだけでSiriの読み上げに応答できる。

より簡単にコントロールできるよう、AirPods 4には軸部分に新しい感圧センサーが搭載されており、すばやく押すだけでメディアを再生または一時停止したり、通話を消音または終了する。

H2チップにより、AirPods 4はゲームにも最適だ。16ビット、48kHzのオーディオへの対応を含め、チームメイトやほかのプレイヤーとのチャット時もワイヤレスオーディオレイテンシーが低減され、優れた音声品質を体感できるはずだ。

ANC搭載のAirPods 4はUSB-C充電ケーブル、Qi規格の充電器、Apple Watchの充電器を使って充電できる

さらに便利に使えるよう、充電ケースは、最大30時間のバッテリー駆動時間はそのままに、USB-C充電が可能になり、前世代より体積が10パーセント以上も小さくなっている。

USB-C充電ケーブルに加え、ANC搭載のAirPods 4を選んだユーザーは、Apple Watchの充電器やQi規格の充電器を使って充電ができる。わずか50mm幅で、ワイヤレス充電機能を備えた業界最小の充電ケースでもある。

■AirPods 4、オープンイヤデザインで初めてANCを搭載

AirPods 4では、追加モデルとして初めてオープンイヤデザインにANCを搭載。アップグレードされたマイク、H2チップのパワー、先進的なコンピュテーショナルオーディオにより、ANC搭載のAirPods 4は、飛行機のエンジン音や交通騒音などの周囲の雑音を低減する。

ハードウェアとソフトウェアの両方にわたって最も自然なリスニング体験を実現するために設計されているANC搭載のAirPods 4には、周囲の状況を把握できる外部音取り込みモードや、周囲の状況に合わせて外部音取り込みモードとANCを動的に組み合わせる適応型オーディオ、近くにいる人と話し始めるとメディアの音量を下げる会話感知などのインテリジェントな機能も搭載されている。

AirPods Pro 2で世界初のオールインワンの聴覚の健康をサポートする体験

世界保健機関によると、世界では約15億人が難聴を抱えているという。Apple Watchのノイズアプリ、iPhoneのヘッドフォン音量、聴覚のアクセシビリティ機能、Apple Hearing Studyなど、Appleは聴覚の健康に取り組んできた長年の実績にもとづき、予防、認知、補助に焦点を当てたエンドツーエンドの体験を導入する。

長年の影響力のある実績にもとづき、世界初のオールインワンの聴覚の健康をサポートする体験がAirPods Proで実現する。

今秋、AirPods Pro 2に世界で初めてエンドツーエンドで聴覚の健康をサポートする体験が登場。大きな音の低減、科学的に実証されたヒアリングチェック機能、臨床レベルのヒアリング補助機能が提供されるようになる。

■予防

Apple Hearing Studyによると、3人に1人は聴覚に影響を及ぼす可能性のあるレベルの大きな環境騒音に日常的にさらされているという。

そこでユーザーが聞いている音の特徴を維持しながら、大音量の騒音にさらされるのを予防できるよう手助けするため、AirPods Proでは大きな音の低減を利用できる。

イヤチップが騒音をパッシブに低減し、H2チップがより大きくより断続的な雑音を毎秒4万8000回の速さでアクティブに低減。大きな音の低減は、デフォルトで外部音取り込みおよび適応型オーディオのリスニングモードでオンになっており、騒音の大きな様々な状況で役立る。

さらに、まったく新しいマルチバンドのハイダイナミックレンジアルゴリズムにより、コンサートなどのライブイベントでの音は自然で鮮明に保たれ、聞き逃すこともないと同社では説明している。

■認知

また、AirPods Proおよび対応するiPhoneまたはiPadに科学的に実証されたヒアリングチェック機能を導入し、Appleはユーザーが自宅にいながら数分ですばやく聴力をチェックできる機能を拡充する。

検査は簡単に行うことができ、純音聴力検査と呼ばれる標準の臨床的アプローチを用いて、先進的な音響科学を活用し、ユーザーにインタラクティブな体験を提供。

検査が終わると、聴力に関するAirPods Proのパーソナルプロファイルにわかりやすい結果が表示され、ヘルスケアアプリにプライバシーを安全に保護しながら保存される。ユーザーは結果を医療機関と共有して、より多くの情報をもとに会話を進めることもできる。

■補助

AirPods Proには、軽度から中程度の難聴が認められる方向けに革新的な処方箋不要のヒアリング補助機能も追加される。

設定が完了すると、この機能によってパーソナライズされた動的な調整が可能になり、ユーザーの周囲の音がリアルタイムで増幅される。これによりユーザーは、より積極的に会話に参加し、周りの人や環境とつながり続けることができる。

AirPods Proの驚くような音質により、ユーザーの聴覚に関するパーソナルプロファイルは、そのユーザーのすべてのデバイスで音楽、映画、ゲーム、通話に自動的に適用され、設定を調整する必要はない。

これまでにないこのソフトウェアベースのヒアリング補助機能により、ユーザーは自分の体験をいつでも微調整できるようになり、身近な価格で、より簡単に聴力補助を利用できるようになる。

ヒアリングチェック機能とヒアリング補助機能はどちらも科学的根拠にもとづいており、厳密な科学的研究を通じて実証されている。

ヒアリングチェック機能とヒアリング補助機能は、世界的な保健機関からこの秋に製造販売承認を受ける見込みで、米国、ドイツ、日本を含む100を超える国や地域でこの秋に利用可能になる予定だ。

ユーザーはヒアリング補助機能を使って自分の体験をいつでも微調整できるようになり、聴力補助をこれまでに以上に簡単に利用できる。

関連情報
https://www.apple.com/jp/newsroom/2024/09/apple-introduces-airpods-4-and-a-hearing-health-experience-with-airpods-pro-2/

構成/清水眞希

 

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