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独自AI「Apple Intelligence」を搭載したiPhone 16とiPhone 16 Plus、どこがどう違う?

2024.09.13

カメラコントロールの導入

カメラコントロールは、ハードウェアとソフトウェアの統合を考え抜いた結果生まれたもので、iPhone 16のラインアップのカメラ体験を高めてくれる。

クリック体験を実現する感圧スイッチ、軽く押すジェスチャに対応する高精度な感圧センサー、タッチによる操作を可能にする静電容量式センサーなどのイノベーションを凝縮。

カメラコントロールは、カメラをすばやく起動して、写真を撮影したりビデオ撮影を開始できるので、ユーザーはその瞬間に対応できる。

新しいカメラプレビューは、ユーザーが写真の構図を決めたり、ズーム、露出、被写界深度などのほかのコントロールオプションを調整するのに役立ち、カメラコントロール上で指をスライドさせることで、目を見張るような写真やビデオを作成できる。

さらに、デベロッパは、Snapchatなどの他社製アプリにカメラコントロールを組み込めるようになる。

カメラコントロールにより、クリックするだけで瞬時に簡単にカメラにアクセスできる。

年内には、カメラコントロールでビジュアルインテリジェンスが使えるようになり、ユーザーは対象物や場所について、かつてないほど速く学べるようになる。

ユーザーはカメラコントロールをクリックして長押しし、通りかかったレストランの営業時間や評価を調べたり、フライヤーに掲載されているイベントを自分のカレンダーに追加したり、犬種をすばやく特定したりすることができる。

また、カメラコントロールは、ユーザーがある商品を買える場所を探すためにGoogleで検索したい場合や、ChatGPTの問題解決スキルの恩恵を受けたい時などに、特定分野の専門性を備えた他社製ツールへのゲートウェイとしても機能する。

■新しいカメラ体験

パワフルな新しいカメラシステムは、ユーザーが日々の瞬間と大切な思い出の両方をかつてない方法で撮影できるようにする。

48MP Fusionカメラは2倍の光学望遠オプションを実現するので、1つで2つ分のカメラがあるようなものであり、ユーザーは被写体により近づいて簡単に写真の構図を決めることができる。

オートフォーカスを備えた新しい12MP超広角カメラは、より広い視野角で撮影できるだけでなく、マクロ写真撮影も可能にする。

また、超広角カメラは光を最大2.6倍多く取り込むので、画質が向上する。さらに、iPhone 16とiPhone 16 Plusでは空間写真と空間ビデオを撮影することで、ユーザーはApple Vision Proで、驚くような深度で思い出を追体験できるはずだ。

新しい12MP超広角カメラはオートフォーカスを搭載し、被写体をクローズアップして驚くほど細部までとらえるマクロ写真撮影を可能にする

次世代のフォトグラフスタイルにより、ユーザーは、色、ハイライト、シャドウをローカルで、リアルタイムで調整して、創造性を発揮したり写真をカスタマイズができる。

また、スタイルはスキントーンをより深く理解するので、ユーザーは写真で自分がどう見えるかをパーソナライズできる。

場面全体に1つの色を追加する際によくある画一的なアプローチを用いるフィルタとは異なり、選択したスタイルの特定の色に調整が適用される。

より幅広いスタイルによって、写真の美しさを編集するためのクリエイティブなオプションがさらに提供され、ライブプレビュー中にスタイルを表示することも、写真の撮影後に適用することも、あるいは後で元に戻すことさえも可能になる。

最新世代のフォトグラフスタイルにより、ユーザーはかつてない方法で創造性を発揮でき、同時に画像全体でトーンと色を簡単に調整できる。

ビデオを空間オーディオで撮影できるようになり、AirPods、Apple Vision Pro、またはサラウンドサウンドシステムで臨場感あふれるリスニングが可能になる。

どちらのiPhoneモデルにもオーディオミックスでビデオのサウンドを編集するためのクリエイティブな新しい方法が導入され、ユーザーは撮影後、写っている人の声が中心になるようにサウンドを調整して、本格的なスタジオ内でビデオを撮影したように聞こえるようにしたり、ボーカルトラックを前面に配置して周囲のノイズをサラウンドサウンドに置く、といった編集が可能になる。

A18:次のレベルのパフォーマンスとモバイルゲーム

A18は、パフォーマンスと電力効率の大幅な飛躍をもたらし、Apple Intelligenceをさらに加速させるために第2世代の3ナノメートルテクノロジーで設計されている。

アップグレードされた16コアNeural Engineは、大規模な生成モデル向けに最適化されており、A16 Bionicチップよりも最大2倍速くMLモデルを実行。

6コアCPUはA16 Bionicチップよりも30パーセント高速で、あらゆる他社製品よりも高速だ。電力効率も向上し、同じ負荷の作業をA16 Bionicよりも30パーセント少ない電力で実行できる。

5コアGPUはA16 Bionicよりも最大40パーセント高速で、35パーセント効率が向上しているので、Apple Intelligenceのための驚くようなグラフィックス性能を発揮し、パワフルなゲームデバイスをユーザーのポケットの中に収めてくれる。

ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングの搭載により、iPhone 16とiPhone 16 Plusのゲームは、ソフトウェアベースのレイトレーシングと比較して最大5倍高いフレームレートで光の挙動をより正確に表現する。

どちらのモデルも、これまでiPhone 15 Proでしか利用できなかったAAAのゲーム、および来年登場するiPhone 16のラインナップ向けに最適化されたウルトラグラフィックスモードを備えた「Honor Of Kings: World」のような新作タイトルに対応している。

iOS 18のゲームモードは、さらに安定したフレームレートを実現しており、AirPodsやゲームコントローラなどのワイヤレスアクセサリの反応を驚くほど向上させている。

A18の効率とデバイスの再設計された内部デザインにより、iPhoneでApple Intelligenceを効率的に実行しながら、ゲームでのパフォーマンスが最大30パーセント長く持続できる。

A18の新しい5コアGPUは、高速で高効率なパフォーマンスと美しいグラフィックスにより、「Honor of Kings: World」のようなAAAのゲームなど、次のレベルのモバイルゲームを可能にする。

関連情報
https://www.apple.com/jp/newsroom/2024/09/apple-introduces-iphone-16-and-iphone-16-plus/

構成/清水眞希

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