9月10日、iPhone 16シリーズが発表された。
カメラ配置の変更やカメラコントロールボタン、そしてAppleのAI「Apple Intelligence」などが話題になっている。
一方で、ユーザーをがっかりさせたのがiPhone SE(第4世代)が発表されなかった点だ。
iPhone SE(第3世代)が発売されたのは2022年3月18日。
すでに発売から約2年半が経ち、そろそろ買い替えが視野に入ってくるタイミングだ。
しかし、手のひらにすっぽり収まるiPhone SEを使い慣れたユーザーにとって、年々、大型化&高額化するスマホの中からどれを選べばいいのか分からにという人も多いだろう。
発表されたiPhone 16か、今後発売されるであろうiPhone SE(第4世代)を待つべきなのか、それとも他の選択肢があるのか。現在出ている情報を元に、iPhone SEユーザーへのおすすめを紹介したい。
候補1:iPhone 16
まず、今回発表されたiPhone 16シリーズはどうだろうか。
結論から言うとナシだ。
iPhone SEユーザーが求めているのは高性能なスペックではなく、コスパの良さかコンパクトな本体サイズだろう。
iPhone 16シリーズのなかでも一番安価&小型な無印のiPhone 16でも次の通り。
価格/iPhone 16:12万4800円(128GB)、13万9800円(256GB)、16万9800円(512GB)
サイズ/6.1インチ、170g
iPhone SE(第3世代)は、4.7インチ、144g、62,800円~となっている。
重さはかなり理想に近いとはいえ、価格が高すぎる。iPhone SEが2台購入できる価格だと、iPhone SEユーザーの希望は満たせないだろう。
※画像はiPhone 16
候補2:iPhone 14
次の候補として考えられるのはiPhone 14だ。
iPhone 16発表に伴い公式ストアからiPhone 13が姿を消した。
iPhone SE(第3世代)を除き、公式ストアで購入できる最も古いモデルになったのがiPhone 14である。そして、iPhone 14は軒並み1万7000円の値下げが行なわれた。
128GBモデルであれば、112,800円から95,800円となり、10万円を切る価格となった。
これにはコスパを優先するiPhone SEユーザーもにっこりだろう。
現時点でのコスパを優先するなら最もいい選択肢とも言える。
※画像はiPhone 14(左)とiPhone 14 Plus(右)
候補3:iPhone SE(第4世代)
今回、発表がなかったiPhone SE(第4世代)であるが近々、発表・発売されるかもしれないという噂ある。
公式からのアナウンスではないので真偽は定かではないが、早ければ2025年の早い段階で発売されるとの噂だ。
ベースとなるモデルはiPhone 14ともiPhone 16とも語られている。
サイズはiPhone 14ベースなら6.06インチ、iPhone 16ベースなら6.1インチか。
いずれにせよ、現在の本体サイズよりは一回りは大きくなってしまいそうだ。
iPhone 14ベースでもiPhone 16ベースでも当然、ホームボタンはなくなるだろう。
iPhone 14が10万円を下回ったことを踏まえると、iPhone SE(第4世代)も価格面では期待できそうだが、コンパクトスマホ愛好家にとっては悲しい話だ。
候補4:iPhone 17 Slim?噂の薄型iPhone
噂では薄型のiPhoneが登場するかもしれないとの話がある。
早ければiPhone 17シリーズに導入されるかもしれないということだ。
名前にslimと付くだけあって、薄さは驚きの5mm。
iPhone 16は厚み7.80mm、iPhone SE(第3世代)は厚み7.3mmなので、かなりスタイリッシュになりそうだ。
しかし、あくまで噂は噂。価格も登場時期もまだまだ不明なので、slimモデルを期待して買い控えるのはあまり賢くないかもしれない。
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iPhone SEは安くて軽くて小さくて、本当にいいiPhoneだ。
本記事を執筆している私もiPhone SEユーザーである。
個人的にはiPhone SEの後継機にどのモデルを選択してもホームボタンがなくなってしまうのは本当に悲しく思う。
今回紹介をしたいずれの選択肢でも、今iPhone SEユーザーが感じている利点の何かは諦めないといけないだろう。
そうなると、もしかしたらiPhone SEの買い替え先にiPhone SEが一番いいのかもしれない。
文/DIME編集部