総合家電メーカーのハイセンスジャパンは、最大出力120Wのハイパワー重低音を誇るシアターサウンドシステム「HS2000N」を2024年9月上旬より発売を開始した。価格はオープン価格。実勢価格は約1万6800円。その主な特徴は以下のとおり。
独立ウーハーのような重低音を実現、独自開発のレース型サブウーハーを搭載
これまでの同社コンパクトタイプは約3インチのウーハーを使用しており、70Hzまでの低音しか再生できなかったという(※)。
そこでHS2000Nでは、4.75インチ相当の振動面積を持つレース型(楕円形)スピーカーを新たに開発。3インチウーハー2つ分の振動面積を上回り、ウーハーの振動面積としては同社従来比250%UPを達成した(※)。
これにより60Hz以下の低音を再生できるようになり、60Wという出力と併せて、独立した外付けウーハーのような音響効果を発揮することが可能になったという。
さらに、独自の前後両方向に低音を出力する構造により、より良好な音圧を実現している。
※ウーハーサイズ、周波数、振動面積は同社製品HS2000N(2024年モデル)とHS214(2020年)との比較
■最大出力120Wの迫力サウンド、DTS Virtual X & Dolby Digital Plusに対応
最大120Wの出力&コンパクトなAll in Oneデザインのため、この一本で、シアターのようなサラウンド音響と迫力の重低音を楽しめる。
DTS Virtual X & Dolby Digital Plus 7.1の連携により、床から天井までのバーチャルサウンド体験が生み出され、まるで映画の1シーンに居合わせたような音場感が得られるという。
■迫力の低音を視覚的にも感じられるデザイン
本体上部の透明なアクリル板から、サブウーハーの形状が確認できる。重低音の迫力が耳だけでなく、視覚でも感じられる新デザインだ。
■ケーブル一本で簡単接続
HDMIケーブル 1本だけで簡単に接続が可能。テレビリモコンでサウンドバーの音量操作にも対応する。Bluetoothや光デジタル、AUX、同軸デジタルなど多様な音声入力端子も備えている。
■Bluetooth5.3対応
Bluetoothのバージョン5.3に対応。ストレスフリーにスマートフォンなどとワイヤレス接続が行なえる。
「HS2000N」の主な仕様
スピーカー構造、スピーカーユニット数/2.1ch (ウーハー内蔵)
・フルレンジ:44 ×100mm×2 密閉型
・ウーハー:75×160mm×1、バスレフ方式
実用最大出力合計値/120W(非同時駆動、JEITA)
フロント:30W×2
ウーハー:60W
HDMI入力/1
同軸デジタル音声入力/1
HDMI出力/−
USB端子/USB2.0×1(メモリ専用)
Bluetooth/5.3
サラウンドモード/Movie、Music、News、Night、Sport、Game
音声フォーマット/Dolby Digital Plus、Dolby Digital、DTS Surround、DTS2.0、PCM
本体サイズ/幅800×高さ62×奥行き105mm
本体質量/2.22 kg
関連情報
http://www.hisense.co.jp/audio/hs2000n/
構成/清水眞希