雲鶴堂は、アウトドアブランド「A.S.F.OUTDOOR」から、キューブ型薪ストーブ「MAKIng STOVE2 -cube-」の先行予約販売を、応援購入サービス「Makuake」にて開始する。
プロジェクト期間は2024年9月14日から10月30日までで、製品は11月上旬から順次配送開始予定。一般販売予定価格は49,500円だが、「Makuake」では、25%オフの37,125円~購入できる。
料理スペースもアップ!
「MAKIng STOVE2 -cube-」は、2023年に「Makuake」にて掲載開始した中型薪ストーブ「MAKIng STOVE」に続く、薪ストーブプロジェクト第2弾。第1弾の「MAKIng STOVE」は1~2人向けの薪ストーブだったが、第2弾の「MAKIng STOVE2 -cube-」は2~4人での使用を想定した製品となる。その主な特徴は以下のとおりだ。
<主な特徴>
■炎が大きく見える新構造を採用
ガラス面を前作の2倍の大きさにしたことで、のんびりと炎のゆらぎを眺めることができる。さらに、ガラス面から炎の動きがキレイに見えるよう、本体上部から給気する構造を採用。
給気口を側面と本体裏に5か所、本体底面に2か所設けたことで、大量の新鮮な空気で燃焼を促進させることができるうえ、それぞれ対流を促すよう配置されているので、炎が躍動的に見えるようになっているという。なお、調節用のダンパーはそれぞれ3か所あり、好みの火力や炎の形で楽しめる。
■天板はゆったりとした料理スペースに
天板は幅約30cm奥行約21cmと広々サイズなので、メスティンを2つ並べても余裕があり、白米を炊きながらメインディッシュも作ることが可能。また、MAKIng STOVE専用「グリルプレート」(別売)も煙突台座のネジにはめ込んで使うことができるので、焼き肉などを楽しむこともできる。
さらに、格子状と穴開き板状の2種類のサイドテーブルが付いているのも嬉しいポイント。格子状のテーブルには、同社製品のフック付きカトラリーを吊り下げられ、より料理がしやすい環境にカスタマイズすることが可能。
一方、穴開き板状のテーブルには、滑落予防の穴が開いており、マグカップも安定して置くことができる。なお、どちらも、本体の側面に差し込むだけで使えて、収納時は炉内にまとめて入れておくことが可能だ。
加えて、料理の邪魔にならない横付け型で約1,800mlの水を一度に沸かすことが可能なウォータータンクも別売オプションとして用意。ウォータータンクでは、食後のあたたかいコーヒーや、料理中のお湯足しや、レトルト食品を温めるなど、薪ストーブの熱を利用してお湯を沸かすだけでなく、調理器具そのものとしても使用することができる。
しかも、蛇口は真鍮製なので水垢がつきにくいうえ、コック式だから軍手を着けたままでも簡単に操作することが可能だ。
■準備や撤収作業もラクに楽しくできる工夫が満載
本体横には取っ手がついているので、簡単に持ち運ぶことができるのはもちろん、撤収作業時も手を汚さずに運ぶことが可能。しかも、収納時は取っ手を折りたたむことができ邪魔にならない。
また、専用バッグは幅約40cmと、本体幅約30cmに対してゆとりがあるため、手持ちのキャンプギアも一緒に収納することが可能。しかも、側面と上部はチャック式で全開可能なので、展開作業や撤収作業もスムーズなのはもちろん、側面の一カ所だけを開けておけば、隙間から道具を取り出すこともできる。
さらに、前作の「MAKIng STOVE」同様、灰トレイ式なので、連泊などで灰が溜まった場合でも、灰トレイだけを持ち出して処理するだけでOK。しかも、炉内の底部には立体ロストルを採用しており、三角形状のロストルにより灰が自然に下の灰トレイに落ちるうえ、立体になったことで強度も向上。ロストルの間隔も大きくなったことで、下から空気が入りやすくなり、燃焼効率もアップした。
このほか、付属の「灰かき棒」も従来の形から「MAKIng STOVE2 -cube-」に合わせてサイズを調整。フック式ヘッドも付いているので、薪の調整はもちろんペグ抜きにも使うことができる。
煙突の固定用金具も一新しており、ロープが引掛けやすく、高い位置でも固定しやくなったほか、それに合わせて煙突も微調整し、煤が溜まりにくい逆さ煙突(構造)へと変更した
<「MAKIngSTOVE」との比較>
構成/立原尚子