DIME MAGAZINE
ライカカメラ社は、ライカSLシステム用の望遠ズームレンズ「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8/70-200mm ASPH.」を2024年9月14日発売する。ライカオンラインストアでの販売価格は517,000円。
「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8/70-200mm ASPH.」は、「ライカ スーパー・バリオ・エルマリートSL f2.8/14-24mm ASPH.」と「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8/24-70mm ASPH.」に続く、開放値F2.8のSLズームレンズ。開放F値で広角14mmから超望遠200mmまでの幅広い焦点距離で写真と動画を撮影できる。
望遠レンズでは定番となる焦点距離で、印象的なポートレート撮影に最適。また、望遠ズームレンズとしては明るい開放F値2.8も特徴で、この明るさとカメラ本体の優れた手ブレ補正機能を組み合わせることで、スポーツなどのイベントや自然風景の撮影でも活躍する。
レンズ構成は15群20枚で、うち3枚に非球面レンズを採用。これにより、ズーム全域において画面周辺部までくっきりシャープでディテールまで鮮明な描写が可能。さらに、インナーフォーカス方式を採用しているため、フォーカシングを行なっても、レンズ全長は変わらず快適に操作できる。
このほか、SLシステムの望遠ズームレンズと組み合わせて使うのに最適なLマウント専用のテレコンバーター「ライカ エクステンダーL2.0x」も同時発売。ライカオンラインストアでの販売価格は154,000円。このテレコンバーターを使えば、「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8/70-200mm ASPH.」の焦点距離を最大で400mmにまで伸ばすことができる。
「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8/70-200mm ASPH.」の主な仕様は、レンズ構成が15群20枚。最小撮影面積（35mm判換算）は70mmで169×254mm、200mmで124×185mm。最大撮影倍率は70mmで1：7.0、200mmで1：5.1。最小絞りはF22。レンズマウントはライカLマウント（接点付）。レンズフードはバヨネット式（付属品）。外形寸法は約φ89×207mm、質量は約1,540g（ともにレンズフード含まず）。
「ライカ エクステンダーL2.0x」の主な仕様は、レンズ構成が4群8枚。対応レンズはライカ バリオ・エルマーSL f5-6.3/100-400mmおよびライカ バリオ・エルマリートSL f2.8/70-200mm ASPH.。レンズマウントはライカ Lバヨネットマウント（35mm判フルサイズ対応）。外形寸法は約φ66.5×46.9mm、質量は約220g。
構成／立原尚子
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