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「初めて敬老の日を祝ってもらった年齢」は平均63.1歳、一方でお祝いされたい気持ちは低下傾向

2024.09.10

敬老の日=普段の日と考える人が53.3%。「お祝いされたくない」は43.3%で3年前より3.3ポイントアップ

「あなたにとって敬老の日はどんな日か」を自由回答で答えてもらい、コード化して集計したところ、最も高かったのは「普段の日」で半数以上を占めた。次いで「目上の人(父母を含む高齢者)が対象の日」30.1%、「自分が対象の日」は11.1%だった。

「敬老の日にお祝いされたい」(お祝いされたい+まあお祝いされたい)は2021年18.3%、2024年は15.2%で3ポイント減。逆に「お祝いされたくない」(あまりお祝いされたくない+お祝いされたくない)は40.0%から43.3%と3ポイント増えている。

「お祝いされたくない(お祝いされたくない+あまりお祝いされたくない+どちらともいえない)」理由は「祝われる年齢ではないと思うから」「老人扱いされているように感じるから」「敬老の日を祝う習慣がないから」が高く、いずれも前回よりやや増。

■「敬老の日は自分にとってどんな日か」(回答者の自由回答抜粋)

普段の日
・連休(56歳)
・シルバーウィークで旅行する日(66歳)
・自分が老人と思っていないし、息子も思っていないので、自分にはあまり関わりのないこと(71歳)

目上の人が対象の日
・長寿を寿ぐ日。両親(夫の親も)に感謝する日。自分にはまだ当てはまらない(56歳)
・長生きのお年寄りの数を知ると共に、元気なお年寄りの活躍ぶりを知って良い刺激を頂く日(57歳)

自分が対象の日
・長い間、頑張って生きてきました、を確認する日(64歳)
・身体のメンテナンスを考える日(74歳)

その他
・孫が小さいので自分が労られるという事がまだありません。親もみんな亡くなっているので普段と変わらない日ですが、夫婦で美味しい物を食べようという日にしている(65歳)
・お祝いされたくない日(68歳)

「今年の敬老の日にお祝いをする予定がある」(2021年は「昨年お祝いした人」も含む)と答えた人に内容を聞いたところ、最も高いのは「プレゼントを渡す(郵送を含む)」。次いで「一緒に家で食事をする」「直接会って話をする」などが挙げられた。

「一緒に家で食事をする」「直接会って話をする」は前回と比べて増。一方、「プレゼントを渡す(郵送を含む)」の他、「テレビ電話で話をする」は前回より5ポイント以上減少しており、全体として「直接会ってお祝いする」傾向が前回より高まっている。

「敬老を祝われたい」相手は「息子」「娘」「孫」が高く、「配偶者・パートナー」も12.4%いた。

■「これから先、どのような生き方をしたいと思うか」(回答者の自由回答から、配偶者・パートナーに関する内容を抜粋)

・事実婚のパートナーと仲良く、ゆったり暮らしたい。たまに旅行に行ったり、おいしいものを食べたりしたい(55歳)
・足腰を鍛えて、自分の事は自分でなるべくできるようにしたい。主人と共に病気をせず仲良く暮らしたい(57歳)
・夫婦共に来年70歳、再来年結婚45周年、それぞれの記念に海外旅行計画中。アンテナ高く、情報色々取って週末お出かけするのを楽しみにしている夫婦です(68歳)
・夫婦仲良く過ごしたい。住みたい街を見付けて、元気に過ごしたいです(72歳)
・夫婦のどちらかが倒れた時から老後が始まると考えている(74歳)

調査概要
調査方法:WEBアンケート
調査対象・有効回答者数:50~88歳の全国のハルトモ(ハルメクのモニター組織)の女性・584名
調査実施日:2024年7月26日(金)~7月29日(月) 
調査主体:株式会社ハルメク・エイジマーケティング  ハルメク 生きかた上手研究所
※ 調査結果のパーセンテージは、小数点以下第2位を四捨五入したため、総数と内訳の合計が一致しないことがある。
※2021年調査:7月、50~84歳300名 全国のハルトモ(ハルメクのモニター組織)の女性対象
※出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」

関連情報
https://biz.halmek.co.jp/

構成/Ara

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