ハハハでもなく、フフフでもなく、ムフッ。そんな笑い声が聞こえてきそうなモノづくりを発信するプロダクト開発チーム・専業ムフが、「月刊ムフ」と題して〝ありそうでなかった変な商品〟を月に1回、妄想してお届け。
企業によるコラボや、実際の商品化の検討も大歓迎。「これは!」というプロダクトを見つけたら、専業ムフまでお問い合わせを。
【月刊ムフ9月号】ヘビメタ魂炸裂!「サンダーロック避雷針」
日本では、建築基準法の規定により高さ20mを超える建築物には避雷針の設置が義務付けられています。そのため街で高い建物を見上げると、屋上にひっそり立つ避雷針を確認することができます。
直線的で一切の無駄がないデザイン。そして社会の安全のために日々せっせと雷を受け止め続ける避雷針たち。健気です。しかしどうでしょう、そんな無口な避雷針たちに、もっと自身の活躍をアピールしてもらってもよいのではないでしょうか。
そんな想いから誕生したのが、へビーメタルの魂を注ぎ込んだ「サンダーロック避雷針」です。
さぁ避雷針の叫びを屋上から解放させましょう。
ヘビメタと避雷針を融合した融合
ヘビメタと言えば、激しいギターリフとパワフルなボーカルで観客を魅了する音楽ジャンル。そんなヘビメタのエッセンスを避雷針に加えたらどうなるのか?その答えがここにあります。
建物の避雷針を「サンダーロック避雷針」に変えるだけで、屋上がロックフェスのステージのような迫力を持つようにデザインされています。雷形のデザインや、ドクロをあしらったアイコンが施され、見る者に一瞬でヘビメタの世界観を伝えます。
デザインパターンもいくつか開発中です。
スカル、チェーン、スパイクスタッズといった象徴的なメタル要素を取り入れつつ、避雷針としての機能も保持したデザイン。魔除けのような効能も期待できそうです。
スチームパンク風。ヴィクトリア朝と産業革命時代の要素が組み合わさった、レトロフューチャリスティックなデザインも。
北欧神話にインスパイア。ヴァイキングの槍や神話の武器を彷彿とさせるスパイクに、ルーン文字や北欧の神々に関連するシンボルがあしらわれています。
見た目だけじゃない機能性
見た目だけではありません。LEDライトを内蔵しており、雷が近づくと自動的に点灯、赤や青の閃光が空を切り裂くかのように光ります。
その様子はまるでステージでのエレクトリックショーのよう。さらに、アプリと連動することで、音楽に合わせて光のパターンをカスタマイズすることも可能です。そしてこの「サンダーロック避雷針」に落雷した瞬間、ショーはピークを迎えます。
今月のNGカット
屋上が観客で賑わいましたが、危ないのでNGです。
専業ムフとは?
ハハハでもなく、フフフでもなく、ムフッ。専業ムフは、思わずムフッと笑っちゃうモノづくりを行うプロダクト開発チーム。暮らしにムフッがあると、毎日がもっと楽しく、ドキドキするものに変わるはず。“なくてもいいけど、あると楽しい”をお届けします。
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